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「子供の成長に悪影響を与える家」には“とある”共通点が。一級建築士が指摘する「間取りの重要性」

日刊SPA! / 2024年7月31日 15時50分

大人になると男性の場合、友人が悩んでいたら「一杯飲みに行こうか!」、女性の場合は「ちょっとお茶しない」と言いませんか? これは、人は食事を通じて心を通わすという本能によるもの。

ダイニングは単に食事をする場所ではありません。TVを垂れ流し、食べ物をのどに通すだけで、作ってくれた人に感謝をしない食卓は、非常に残念な使い方と言えるでしょう。食事をとる時は、「今日はどうだった?」といった何気ない話をしながら、心を通わせてください。

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間取りが悪ければ、家族の関係性も悪化してしまいます。さらにリビングイン階段の事例のように間取りだけに頼るのも正解とは言えません。根本的な関係性の改善をリビングやダイニングで行わない限り、うまく機能することはないでしょう。

最終的に重要なのは、部屋の本質的な機能を把握しながら、家族団らんを意識することです。円満のためにも、ハード面とソフト面をしっかり使いこなしたいものですね。

<TEXT/八納啓創>

【八納啓創】
1970年、神戸市生まれ。一級建築士、株式会社G proportion アーキテクツ代表取締役。「地球と人にやさしい建築を世界に」をテーマに、デザイン性、機能性、省エネ性や空間が人に与える心理的影響をまとめた空間心理学を組み込みながら設計活動を行っている。これまで120件の家や幼保園、福祉施設などの設計に携わってきた。クライアントには、上場会社の経営者やベストセラー作家をはじめ「住む人が幸せになる家」のコンセプトに共感する人が集い、全国で家づくりを展開中

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