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入って“後悔する”ラブホには特徴が。“危険信号”を見分ける簡単な方法

日刊SPA! / 2024年8月4日 15時51分

「今後10年程度の期間で考えれば、円安に象徴されるように日本の国力が低下しているなか、デフレから脱却できずにいた場合は、それ程に明るくは感じられません。ですが、逆に円安を克服し工業国として先進国として世界をリードして行ければ、ラブホテルの未来も明るいでしょう」

「何があっても無くならない」と言われてきた性産業も2020年からのコロナ禍により大打撃を受け、数多くのラブホテルが閉店したのは記憶に新しいが、同じように将来のラブホテル業界も、安泰が続くと安心していられる訳では無いのが実情だ。

そして、最近は若年層の経済的な弱体化が顕著となり「車を買わない」「結婚しない」「恋人をつくらない」と言う人が増えたと言われるが、今もこの傾向は変わらず、結果として性行為の機会を喪失している状況だ。ラブホテルの存続は、若年層の経済力を復活させ、新たなユーザーを増やしていくことができるかどうかにかかっている。

「また、将来的には街中に性的な目的に特化した建築物の存在が許されなくなる恐れもあり、パチンコ店同様に、やがて駆逐されていく可能性もあると思います。ですが、私としては業界人の創意工夫と真摯な姿勢と不断の努力の積み重ねで、江戸時代からの歴史あるラブホテル文化を、なんとかして残していきたいですね!」

<取材・文/越前与 写真提供/株式会社スパイラル>

【越前与(えちぜんあたる)】
ライター・インタビュアー。1993年生まれ。大学卒業後に大手印刷会社、出版社勤務を経てフリーライターに。ビジネス系の取材記事とルポをメインに執筆。

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