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家庭教師に「着信拒否」された教育ママ。息子の成績が上がったのにガミガミ文句を言い続け…

日刊SPA! / 2024年8月21日 8時51分

家庭教師に「着信拒否」された教育ママ。息子の成績が上がったのにガミガミ文句を言い続け…

※画像はイメージです

 難関大の学生や大学院生の間では定番のアルバイトの家庭教師。時給の高さに加え、1回あたりの勤務時間の短さもあり、実際にやったことがある人も多いだろう。
 だが、生徒の親にしてみれば高い授業料を払っている以上、「学生だから……」との言い訳は通用しない。成績が上がらなければ契約の打ち切りは日常茶飯事。そうでなくても学校や塾以上に保護者から何かと口を出されやすい。

 現在、バイオ関連企業の研究部門で働く村田光将さん(仮名・30歳)も大学や大学院在学中は家庭教師のアルバイトをしていたひとり。基本的にはどの生徒や親とも良好な関係を築いてきたが、院生時代に担当していた中学2年(当時)の男子生徒の母親とだけは折り合いが悪かったようだ。

◆中途半端な知識を披露し、口を挟んでくる教育ママ

「すでに大学時代から何人も教えていましたし、実際にテストの平均点もアップさせるなど結果も出していました。だから、登録していた家庭教師センターのマニュアルから逸脱しない範囲で自分なりの教え方というはあったし、その生徒も本人はすごく素直な子でした。

 けど、母親は教育熱心なのはいいのですが、ネットや本などで得た聞きかじり程度の知識で指導方法に口を挟んでくるんです。あれには本当に参りました」

 生徒は2年生の夏休み期間中から週2日指導。勉強よりサッカー部の活動に力を入れている子で、もともとの偏差値は50台前半とクラスでもほぼ真ん中。村田さんも中学時代まではサッカー部に所属し、現在も趣味で海外サッカーをテレビで観戦。その話で生徒と盛り上がることも多かったそうだ。

◆授業をこっそり録音されていた

「もちろん、脱線しても困るのでそういった話は授業が終わった後にしていました。でも、授業中もリラックスさせようとわざと冗談などを飛ばしたりしていました。

 しかし、母親はそれが気に食わなかったのでしょうね。『もっと真面目に教えてほしい。授業中も緊張感を持たせるべき』とお叱りの言葉を受けました」

 ただし、授業中は生徒の部屋で2人きり。にもかかわらず目の前に授業の一部始終を聞いていたかのようにダメ出しをされたので不思議に思ったとか。

「後で知ったという生徒本人から聞いたのですが、母親はこっそりICレコーダーを置いて授業の様子を録音していたそうなんです。私が担当するようになって以降、彼が母親に自分のことをあれこれ話していたことが気になったらしく、ちゃんと授業をしているのか不信感を持たれてしまったようです」

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