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高校中退から東大にまさかの逆転合格。文三女子が築60年の風呂なしアパートで暮らしていたワケ

日刊SPA! / 2024年8月24日 8時47分

――そこからどのようなルートをたどって東大に合格されたのですか?
馬耳内:高校を中退後、しばらくは高等学校卒業程度認定試験(旧:大検)を取るためコンビニでバイトしながら半フリーター、半予備校生の生活をしていました。17歳の冬に、自分の生活がむなしくなり、東大に行こうと突然奮起して。1浪を経て一度は明治大学に入学しましたが、そこで意外と勉強が面白いということに気づき、「これが東大だったら」と思ってしまって。大学を7月に辞め、その後再度、受験生に戻りました。

◆笑って読めるウェブメディアを作りたい

――東大合格後は、ヒッチハイクも頻繁にしているとか。

馬耳内:はい。2浪目の東大入試にあたって親から「入試に落ちたらワーホリでオーストラリアに行って働け」と言われたんですが、合格発表が怖くて頭がどうにかなりそうで、現実を忘れるために始めました。近いところでは山梨の青木ヶ原樹海、遠いところでは京都、福岡まで、10回以上はしています。

――20代前半の女性はブランド品とか有名リゾート地とか、キラキラしたものに憧れる人が多いように思うのですが、そういったものに興味はないのでしょうか?

馬耳内:あまりないですね。自分が面白いと思ったことにチャレンジするのが好きなので。

――今後の展望を教えてください。

馬耳内:友人と一緒に、ウェブメディアを立ち上げたいと思っています。「オモコロ」や「デイリーポータルZ」の東大版のようなイメージで、東大生が全力でふざけるメディアを作りたいんです。

3万円アパートやヒッチハイクのような、「やってみた」系の記事もどんどん上げていきたい。今年はその立ち上げに費やす予定です。

<馬耳内さん(22歳)>
2002年、東京都生まれ。中卒東大生。Xアカウント:@oishitonyu
立ち上げ予定のウェブメディア:「下馬評族」(作成中)

<取材・文/布施川天馬>

【布施川天馬】
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)

―[クレイジー東大生 【MySPA!マンスリー特集】全10記事]―

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