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物理オリンピック代表候補→東大推薦入学の天才が“億バズTikToker”に転身したワケ「もう学力偏差値いらねぇわ」

日刊SPA! / 2024年8月31日 8時58分

いぶ:偶然、PukuPukuの代表の方からSNS運用代行の依頼がきたんです。運用代行するにも、その分野についてある程度詳しくなくてはいけません。リサーチのためシーシャ文化に触れるうちに、すっかりその魅力に取りつかれてしまいました。

また、シーシャ作りの上達には、これまで培ってきた物理の経験が活きることも大きかった。科学研究における対照実験の要領でひとつひとつ検証していくことで、どんどん味をよくしていくことができる。それが楽しくてたまらなかったんです。次第にシーシャだけに集中したいと思うようになり、従業員やクライアントに謝り倒してSNSコンサル業をたたむことにしました。

――東大を卒業して、シーシャの世界へ歩み出したことについて、ご自身ではどのようにお考えですか?

いぶ:僕には、自分が集中したことに関してはめちゃくちゃ極められる才能があると思っています。それが、たまたまシーシャだった。両親には心配をかけてしまい申し訳ない気持ちもありますが、僕は心から熱中できることだけを愚直にやっていきたい。他者からの理解は必要ないし、むしろ誰かと同じなんてまっぴらごめんです。

よく「せっかく東大を卒業したのにもったいない」と言われますが、もったいないどころか東大ブランドを最大限活用しています。TikTokもそうですし、シーシャの世界でも個人ブランディングはすごく大切で、東大卒という肩書は唯一無二のもの。東大に入ってよかったと、本気で思っています。

――今後の展望について教えてください。

いぶ:今は、シーシャの道をどこまで極められるかしか考えていません。PukuPukuグループを全国トップに押し上げ、いずれは世界進出したい。

僕は、子どもの頃から一貫してオープン管理を徹底しています。つまり、目標を人に言うことで、あとに引けない状況を自ら作り出すんです。代表にも「3年以内にPukuPukuの社長になりますよ」と宣言したので、それに向けて邁進していくだけです。

あえて将来の目標をあげるなら、心に余裕のある男になることですかね。その時その時で集中したいことにのめり込むだけなので、心に余裕を持って視野を広くできたらいいなと思っています。

【いぶさん(25歳)】
1999年、栃木県生まれ。物理オリンピック日本代表候補選考という実績から、東大に推薦で合格。東大在学中はTikTokインフルエンサーとして活動し、現在はシーシャバー・PukuPuku恵比寿店店長を務めている。TikTokアカウント: @ibuchan_ut

<取材・文/MySPA!特別取材班>

―[クレイジー東大生 【MySPA!マンスリー特集】全10記事]―

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