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髙橋ひかる、モラハラ男子に「引っかかるタイプだと思います(笑)」と話すワケ

日刊SPA! / 2024年9月7日 15時52分

脚本を読んでいても、途中までは「なんでこうなっちゃうの!?」と理解できない部分が多くて、役に完全に入り込むのが苦しかったです。ただ、柚原美紅という人間を理解した上で、相手がいる状況で実際にお芝居をしてみると、「こうなりたくない」「わからない」と言っていた通りになっていったりして……それがすごく面白い体験でした。

――それは、具体的にどんなシチュエーションで?

最初にハルくんに別れを告げるシーンですね。これまでは、ある程度、相手役の方がどんなリアクションをして、自分がどういう流れで返してというのを想定しながら現場に行っていたんですけど、今回は事前に想像できないシーンがすごく多くて。

それこそ、恋愛というものを本当にしてこなかったから、お別れをするとか、修羅場的な現場というのがわからないんですよね。どこで涙を流すかもわからないし、どこで怒るかもわからないし。

――台本はあるけど、どうなるかがぜんぜん読めないと。

そうですね。ただ、「実際にどうなるか」という新鮮な感情をすごく大事にしてくれる監督だったので、「それは出たとこ勝負だよ」と役者に任せてくださる部分が多かったのはありがたかったです。

もちろんロジックを持っておくことが前提ですが、準備段階でしっかりとコミュニケーションをとって、お互いに安心した状況でお芝居ができました。

◆モラハラ男子に引っかかるタイプ

――ちなみに、髙橋さん自身が、ハルくんのようなモラハラ男子に引っかかってしまう可能性はなさそうですか?

周りからは「騙されそう」ってすごく言われているので、引っかかるタイプだと思います(笑)。私はあまり人を疑うことなく生きてきたので、なにか違和感を覚えたとしても、いい方に勝手に汲み取っちゃうんですよね。ハルくんにはハルくんなりの事情があってこういう言動をしているんだろうなって、勝手に組み立ててしまうというか。

だから、美紅を「昔の自分を見ているようだ」と言いながらも、人間の軸として変わらない部分があるなということは、今回の作品ですごく感じました。同じ関係に陥ってしまったら、私も美紅みたいな行動をとっちゃうだろうなというのはありましたね。

――ちょっと心配になってきました(笑)

だからこそ、(高倉)イヴくんのように、正してくれたり、見守ってくれる人が身近にいることはすごく大事だなと思いました。

――実際、髙橋さんの周りにもそういった存在はいますか?

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