109カリスマ店員から週刊誌記者になった女性。「母に内緒で父の愛人と仲良くしていた」“ホンネを聞き出す力”の原点
日刊SPA! / 2024年9月8日 8時53分
――もしかしたら本に書かれている「その気がない相手がつい本音を語ってしまうワザ」が活きてるんですかね? 「ぜんこうじ あいがとまらず」を実践していたと。
山田:言われてみたらそうですね。これは私が呪文のように唱え、頭に叩き込んでいる信条なのですが、
ぜん → 前傾姿勢で相手の方に体を向けて前のめりで聞く
こ → ここぞという時に目を見て「聞いてます!」アピール
う → うなずきの深さで関心度の高さを示す
じ → 上限まで広角をあげて表情豊かに(笑顔が基本。悲しむときは共感の表情)
あ → 相手が会話の主役
い → 意思を尊重
が → 我を出しすぎず、自己開示は2割を意識
と → 得意分野を掘り下げ
ま → 真面目に耳を傾け
ら → 楽に、できる限り自然に(緊張しすぎない)
ず → ずっと「あなたのことを知りたい、好き」という思いを持って聞く
とくに相手8:自分2のバランスで話すことを意識すると、相手が気分良く話すリズムを崩すことがありません。こちらの聞きたいことをスムーズに聞き出せます。
商談相手、何を考えているかわからない部下、会話の減った家族……相手はさまざまだが、まずは聞き出すことから始めてみるのもいいのかもしれない。
山田千穂
記者。埼玉県川口市出身。1988年生まれ。『週刊ポスト』『女性セブン』で記者を約10年経験。芸能、事件、健康等の記事を担当。取材で、聞く力、洞察力、コミュ力を磨く。3000人以上に取材。直撃取材、潜入取材を得意とする。大学在学中は渋谷109で販売員としてアルバイトをし、お正月セール時には1日最高500万円を売り上げる。
著書に『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)がある
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