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500か所超の心霊スポットを探訪した女性「幽霊と間違われた」北海道の神社で恐怖体験も

日刊SPA! / 2024年9月9日 15時54分

◆場所が場所だけに幽霊と間違われることも

――心霊スポットに行って、心霊体験をする以外のハプニングはありましたか?

Coco:自分が、他の人から幽霊だと思われたことはありますね。愛知県と静岡県の県境にまたがる旧本坂(きゅうほんざか)トンネルに、2人で行ったときのことです。そこは、トンネルの天井に逆さまにぶら下がる女の霊が出るなど、噂が尽きないところです。時間は、明け方近い午前4時すぎでした。他の人とすれ違ったくらいで、特に何も起こらず帰ったのですが、その人に幽霊と間違えられたようです。

 というのも後日、Google検索でこのトンネルを調べたときに、夜明け前に2人の女の霊を見た。1人は髪が長かったという内容が書かれていたのです。私たちが行った日時を照らし合わせると、どうもその可能性が高いのですね。

 似た例が、京都の厨子奥トンネルに行ったときのことです。住宅街の中ですが、墓地がそばにあって、京都の幽霊トンネルのなかでも有名なところです。そこで、TikTokの配信をしていました。おそらく、いたずらでつけた白いペンキの手形が壁にあって、その様子を実況していました。すると、背後で「ぎゃっ」という声が聞こえ、振り返ったのです。そうしたら、そこで男の人が尻餅ついて座っているのです。

 その人は「すいません」と言って、ぱっと立ち上がって去って行かれたのですけど、自分の服装が白いロングコートで長い髪なので、後ろ姿を見て、幽霊だと勘違いされたのだと思います。こういう話をすると、心霊スポットでの恐怖体験は、どれも見間違いだろうと思われるかもしれませんね。でも、古い資料などあたって下調べして、実際に現地へ行くと、ただの噂がそうでないことも結構あったりします。

◆心霊スポットが密集する京都最恐の場所

――ご自身のホームフィールドである京都でイチオシの心霊スポット教えてください。

Coco:私が推すのは、首塚大明神という名の小さな神社です。首塚大明神は、有名な酒呑童子の別名でもあります。そこは、平安時代に暴れた鬼の総大将・酒呑童子の首が眠っているという場所です。源頼光らが、酒呑童子をだまして酒で眠らせ、首をはねたのですが、それを持ち帰る途中で、お地蔵様が、「こんな禍々しいものは京に入れてはいけません。ここに置いていきなさい」って言ったのです。それと同時に、首が重くなって動かせなくなったのですね。

 仕方なくその地に埋めて、酒呑童子を祀ろうということになりました。酒呑童子の首もまだ生きていて、「もう悪いことはしません」と言うので、とりあえず一件落着したという伝説が残る場所です。やがてここは、首から上の病をいやすご利益があると、信仰されるようになりました。

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