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「キングオブコント2024」ファイナリスト発表。“5年連続5回目”の超実力派コンビも

日刊SPA! / 2024年9月12日 21時0分

◆放送作家が注目する芸人は

 同作家は、ロングコートダディが昨年体調不良により準決勝を欠場したことがプラスに働くかもしれないと続ける。

「違うコントを何本もやるため、性質上どうしても消耗戦になります。そんななか、ロングコートダディは去年のぶんも合わせて完成度の高いネタがたくさんある可能性が高い。そこは注目したいですね」

 また、近年はネタ順の早いほうが有利な傾向があるという。昨年のM−1の令和ロマンとさや香もそうだったが、キングオブコントも、優勝こそ逃したものの、1番手のカゲヤマと2番手のニッポンの社長が高得点を叩き出し、そのままファイナルに残った。

「ネタの方向性がかぶった場合、先にやってしかも常識を超えてくるような内容だったりすると、圧倒的に有利ですね。最近は全組実力が高いので、最初からいきなり空気を作れることも当たり前になりました。レベルの高いコントをずっと見ることで、後半は見る側も疲れてしまっていたりすることも最近の傾向としてはありそうです」

 同作家は、初選出のcacaoに注目しているという。

「見る側、会場側は、『どんなことやるんだろう?』という目で見ると思うんです。そういう意味では正統派のコントはなかなか厳しかったりするので、昨年のカゲヤマが一気に空気をつかんで決勝に残ったように、どれだけばかばかしいことをやれるか、どれだけかきまわせるかというのも大事かなと言う気がします」

 そして、昨年4位のサンダーファイヤーも忘れてはならない。

「昨年のものまねネタの目の付け所がすごく面白かったので、いいネタを2本用意できていれば期待できるのではないでしょうか」

 会見では賞金1000万円の使い道について、

「事務所枠の番組を作って吉本の芸人をゲストに招いていじりたい」(ラブレターズ)
「事務所の劇場の設備をグレードアップさせたい」(や団)

 など、それぞれに優勝への期待をふくらませていた。

 はたして日本一のコント師の称号は、どのコンビ、あるいはトリオに与えられるのか。

<取材・文/太田サトル>

【太田サトル】
ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。

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