元セクシー女優が暴露する「芸能界の“枕営業”」の実態。今でもある“接待システム”の裏事情
日刊SPA! / 2024年9月14日 15時52分
元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」
元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。
◆セクシー業界の枕営業事情
世の中の人たちは本当に枕営業ネタが好きである。「あの芸能人は急に売れたから絶対(枕を)やっているぜ!」なんて真実を知りもしないのに騒ぐほど、この手の話題に興味津々らしい。たぶん、人気商売は裏ルート的な方法を使わないとトップになれないイメージが強いからだろう。
こんなことが、本当に令和の時代にも枕営業は存在するのだろうか? 今回は筆者の知る限りでお話していこう。ただ、「寝れば誰もが脚光を浴びられるわけではない」ことは先に伝えておく。この言葉の意味は後程説明するので、頭の片隅に置きながらぜひ読み進めていただきたい。
◆“セクシー業界”というだけで勘違いされがち
まずセクシー業界については、仕事の内容が内容なだけに、枕がバンバン横行していると思われがちだが実際は違う。「枕営業をしなくていいから、芸能系からセクシー女優に転向した」なんて女性もいるほど、みんな意外とクリーンにやっている。
メーカーや事務所面接をして、そのままなし崩しに……なんてのは完全にビデオの中だけの話。枕をしてどうにでもなるのなら、オファーが来なくて引退する人は出てこないだろう。ルックスと数字だけがモノを言うので、“寝技”が使えない結構シビアな世界だ。
あくまで私が知る限りの話のため、どこかの一部では枕営業をする事務所が存在するかもしれないが……。正直なところ、この業界で枕営業をしてもあまりメリットはないし、そもそも監督と寝たところでビッグな仕事など来やしない。
セクシー業界は大人向けコンテンツを扱うので、全部真っ黒だと勘違いされがちなのが悲しい。“セクシー”と言えど人気商売なので、まっさらなホワイトではないが、「オフホワイト」くらいには白いのである。
◆芸能界の枕営業の実態
枕営業とは「〇〇してあげるから、その代わり一晩を共にしてよね」という交換条件のもと成り立つのだが、芸能界の枕はそんなに簡単なものではない。夜職のように「高額シャンパンの代わりにホテルへゴー」とはならず、まぁまぁ複雑な事情が絡むため、私が言える範囲で実態を明かしていこう。
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