元セクシー女優が暴露する「芸能界の“枕営業”」の実態。今でもある“接待システム”の裏事情
日刊SPA! / 2024年9月14日 15時52分
夜職だと枕をするもしないも完全に個人次第で店も干渉しないが、芸能となると事務所によってOK/NGが出てくる。事務所全体がこの営業方法を推奨する場合もあれば、イメージダウンを防ぐために誰にもやらせない、なんてところも。業界では枕を受け入れるor一切受けないなどの情報がすぐに出回るため、クリーンな印象を保ちたい事務所は守りの姿勢に入る。
こうすれば「A事務所は全体的に枕NGだから、それじゃB事務所にあたりましょう」と、きっちり棲み分けが完了するという仕組みだ。ちなみにこればっかりは中に入らないと分からない事情のため、タレント志望者からすると芸能界の闇を感じる瞬間かもしれない。だって、面接の時点で「ウチは枕やってますよ! 大丈夫ですか?」なんてわざわざ言うわけがありませんから……。
◆枕営業をした本人にオファーが来るわけではない!?
トップタレント=枕営業をしまくった猛者の集まりと言われがちだが、寝たからって絶対に物事が良い方向に転ぶとは限らないのが怖いところ。それに絶賛爆売れ中のタレント張本人はねんごろを回避し、事務所の下っ端たちが身代わりとなっているケースも大いに有り得るだろう。
流れを解説すると以下のようになる。
① お偉いさんが事務所に「誰か枕できる子おいる?」と聞く。
② 事務所が下っ端のタレントをお偉いさんに投げ込む。
③ 事務所に大きい仕事が舞い込んでくる。
④ 大きい仕事のメインを張るのはトップタレント(肝心の枕をした子にはチョイ役とか)。
このように、寝た子が必ず日の目を浴びるとは限らない。注目株の顔を立たせるために暗躍し、後ほど自分がビッグになる順番待ちをするか、はたまた後述する「ソッチ要員」になってしまうことも少なくはないのだ。
◆接待要員を用意する業界のクロさ
接待要員の頭数を揃えるために、人材を増やす事務所も珍しくはない。彼女たちに即戦力はないけれど、会社全体が枕を推奨するならコンパニオン的なメンバーも必要不可欠だからだ。ちなみに、いろいろな意味での“選抜メンバー”は枕だけでなく、飲み会のお酌要員などにも呼ばれやすい。
この手のタレントは売れるために割り切るか、もともとパパ活や水商売を生業とし、タレント活動が副業のような状態になっているかの二択。前者は売れないと段々イヤになって芸能界を去るし、後者はハナから有名になる気がないので「タク代いくらもらえるかな」とか「この中からパパ探そう」くらいにしか考えていないため、非常にたくましい精神を持つ。
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