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5年間毎日「知らない人の家に泊まり続ける男」。旅生活を維持する“YouTube収益の収支”も告白

日刊SPA! / 2024年9月15日 8時54分

 泊めてくれる人どころか、そもそも人がいない状況。そこで、地元の飲み屋に入って知り合った人の家に泊めてもらう作戦に切り替えたのだが……。

「飲み屋に入ってカウンターで隣に座った方と仲良くなったので早速お願いしてみました。その方は役所関係の仕事をしており、単身赴任で稚内に来て寮暮らしをしていたんです。ただ、その寮が仕事の関係上、部外者は立ち入り禁止だったので断られてしまって……。結局、その日はバイク乗りたちが利用するライダーハウスを紹介してもらい、そこに泊まりました」

◆収入源はYouTubeの収益だが……

 就職していた時に作った貯金でスタートした今の生活。毎日人の家に泊まらせてもらっているとはいえ、全国を移動する為の交通費や食事代はかかる。道中で収入を得る機会はあるのだろうか?

「以前、ドキュメンタリー番組で取り上げてもらったおかげで自分のYouTubeの登録者数が増えまして、そこでの収入は少しありますが、それ以外は特にありませんね。今の生活は固定費がないから、一カ月の必要経費は交通費込みで月に3~5万円くらい。YouTubeの収入は、たまにすごく再生される動画があると月の出費を上回って黒字になることもありますが、基本めっちゃ赤字です(笑)。まぁ、貯金が尽きたら尽きたで、そのときに考えますよ」

◆現在の生活のルーツは台湾に

 今年の1月、日本を飛び出し2ヵ月ほど台湾で過ごしていたシュラフ石田さん。そこでも日本と同じように家主を見つけて泊めてもらう毎日を送っていた。これが世界一周の序章なのかと思いきや、意外な事実が存在したのだ。

「実は一番最初にフリップを持って立ったのが台湾だったんです。学生の時に行った初の一人旅でやってみたら、みんな泊めてくれるし家庭料理なんて普通の旅行では食べられないし、台湾料理は全部美味しいし、なんなら次の日に遊びに連れてってもらえたりして、すごくいい経験をしました。だから、どちらかというと僕にとって台湾はある意味ホームなんです」

 自分にとってホームなだけに、非常に居心地が良かった台湾。しかも、現地ではちょっとした有名人になっていたという。

「やっぱり国民性の違いなのか、すごくオープンな感じがあって『なんか日本人がおかしなことやってるぞ』って面白がってくれるので、日本よりも断然泊まりやすかったです。しかも、台湾のSNSやニュースでも取り上げられたので『ニュースを見ました』と声を掛けてくれる人もいました。まあ、逆にネットで叩かれたりもしましたが(笑)」

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