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21歳女子大生、“大人あり”の関係で1回10万円「そこまでお金に執着する理由は…」――大反響ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年9月16日 15時44分

 整形で外見のアップデートを繰り返し、SNSやアプリから交際クラブへと主戦場を変えてきたヒナちゃんは、パパ活を始めてから、車や高級ホテルに詳しくなったという。

「パパ活をすることで人のお金で良いご飯食べたり、良いホテルに泊まったり、初めてお金持ちの世界を垣間見ることができたんです。ひとつひとつが自分にとって価値のある経験だと思ってて。もっと幸せになるにはどうしたらいいかって考えた時に、お金があったら幸せになる選択肢が増えるなって思って。それもあってお金に執着してるのかも」

◆パパ活は効率の良い「仕事」

 パパ活はあくまで仕事だと言い切るヒナちゃん。だが、体を売るような店では絶対に働かないという。なぜならそこに来る客は低俗でお金がなく、自分にとって何もメリットがないからだそうだ。

「パパ活は仕事。効率の良い『仕事』でしかない。でも店で働くのは嫌です、効率が悪い。そっちのほうが効率いいって人もいるけど、時間とリスクを考えると体も心も傷付くし、なんの勉強にもならない。低俗な金もない男と寝るなんて嫌ですね。

 パパ活は学べることも多いし、自分としてはお互いwin-winでありたいと思っていて。パパ活は自分が消耗する感じもないし、向いてると思います。体での行為自体はあんまり好きじゃないけど、死ぬほど嫌ってわけじゃないし、目を閉じて息止めてたらできるんで。だから、男性の見た目はあんまり気にしない。教授なんてやばいですよ。見た目がドブガエル」

◆彼女が割り切れる理由

 ヒナちゃんは「若いうちにお金持ちを捕まえて結婚するのが一番いい。そしたらパパ活はしないと思う」と話すが、“大人アリ”のパパ活を「仕事」と割り切れるのはなぜなのだろうか?

「Hな動画を見るとき、私、無理やりみたいなのとか、そういうのが好きなんですよ。性欲はあるけど、結局パパ活って、ヤる前提で集まるわけじゃないですか。でも、そういうのより、絶対やっちゃいけない友達関係なのに、飲んだ勢いで、みたいな時にしか興奮しないんですよね。

 アプリで会おうってなっても、お互い『今日ヤるのかな、ヤラないのかな』とか思ってるのは嫌なんです。絶対ないだろっていう関係でヤるのが一番いい。だから、それ以外はどうでもいいんです。興奮するわけじゃないから、お金になるんだったらいいじゃんって感じで」

 ヒナちゃんが「仕事」と割り切れる理由に、妙に納得してしまったが、パパ活が彼女の貞操観念の崩壊に拍車をかけているような気がしてならない。

<取材・文/日向琴子>

【日向琴子】
漫画家、コラムニスト、ラブホテル評論家。2020年 高野山真言宗 にて得度、出家。22年に伝法灌頂、阿闍梨へ。著書に『ルポ パパ活』(彩図社)など。

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