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タイに移住した45歳男性が明かす、月8万5000円で悠々自適な生活「面倒な人間関係も避けられる」

日刊SPA! / 2024年9月17日 8時53分

「目標は、生活費を除いた5000万円の運用資金を貯めることでした。そのため、ほとんど休みなく働いていました。特に節約していたわけではなく、むしろお金を使う時間がなかったのです。旅行でタイを訪れてはいましたが、タイに住むと決めてからは旅行以外で休んだのは年間でわずか4〜5日程度です。

 副業では不動産を活用したビジネスで、それだけで月に30万円以上の収入がありました。本業の給料には一切手をつけず、副業で余ったお金を貯蓄に回していました。また、オーストラリアでは金利が高かったので、定期預金や投資信託を中心に投資をしていました。オーストラリア以外にもタイやフィリピン、ラオス、カンボジアで株式投資を行っていました」

 また、貯蓄期間の生活についても聞いた。無駄遣いはしなかったものの、特別な節約意識もなかったという。

「オーストラリアでは外食費が高かったため、自炊が主でした。もともと料理が好きだったのでとくに問題ありませんでしたね。現在住んでいる家もタイ株の利益で購入したものですが、こうして資金を貯め、40歳になる直前にタイへの移住を実現しました」

◆面倒な人間関係が避けられる

 目標の40代に入る前にタイのパタヤに移住できた亮太さん。リタイア後の海外移住先として人気のタイだが、バンコクではなくパタヤを選んだ理由は何だったのだろうか。

「移住までに20回以上旅行で訪れたり、他の国もまわってみた結果、パタヤが一番住みやすいと感じたからです。もともとタイの昭和の日本の経済成長期みたいな雰囲気が気に入っていましたが、バンコクはすでに栄えすぎていましたし、生活費もパタヤの3〜4倍でした。

 バンコクでは、日本に住むのとあまり変わらないと思ったんです。パタヤはほどよく田舎で、海があるのも気に入っています」

 一方で、パタヤでの移住に苦労したことはあったのだろうか。

「タイに限らず、海外での生活にはビザの問題がありましたね。現在はタイランドエリートビザを持っており、最短で5年、最長で20年まで長期滞在が可能です。それ以外に特に苦労していることはありませんね。基本的に苦労を避けることが自分のスタンスで、例えば海外移住でよく悩みの種になる“面倒な人間関係”は避けています。日本人の働いている割合が少ないパタヤでは、そうした問題も避けられるのが魅力的です」

◆生活費は月2万バーツ(約8万5000円)

 2021年にはパタヤでコンドミニアムを購入し、リタイア生活を満喫している亮太さん。月の生活費や現在の資産運用についても聞いてみた。

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