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老舗寿司チェーン「かっぱ寿司」でひとり飲みの興奮。100種類以上ある“110円メニュー”すべてが極上の肴だ

日刊SPA! / 2024年9月19日 15時52分

老舗寿司チェーン「かっぱ寿司」でひとり飲みの興奮。100種類以上ある“110円メニュー”すべてが極上の肴だ

我ながらいい組み合わせ

 ちょっとだけ飲んでから帰りたいけど、わざわざ居酒屋に行くほどではない――。そんなときに重宝するのが「ちょい飲み」のお店だ。吉野家の「吉呑み」を筆頭に、最近ではファミレスやファストフード、大衆中華チェーンなどでもちょい飲みセットを提供するところが広がっている。
 日常的に酒場へ通い、酒にまつわる連載や本を多数執筆している酒場ライター・パリッコさん(@paricco)。普段は地元に密着していて、単独ではちょっと入りづらいような個人店を取り上げている彼に、ベタなチェーン店で飲んでもらう連載「パリッコのチェーン店ひとり酒」。

 第7回に取り上げるのは、老舗の寿司チェーン「かっぱ寿司」。それぞれこだわりのスタイルがありそうなチェーン寿司での一人飲み。パリッコさんの選択は?

◆かっぱ寿司へ行こう!

 回転寿司店に対する認識を「寿司屋」でなく「酒場」に変換するだけで、酒飲みにとってのその可能性は、無限とも言える広がりを見せる。

 つまり、寿司およびその他のメニューすべてを「酒のつまみ」と認識するわけだ。大衆酒場の料理と比べてもさらに1品1品がリーズナブルで、ポーションが小さいから胃袋と相談をしながらの微調整がきく。最近は、肉メニューや、洋食的なサイドメニューが充実している店も多い。シメが欲しければラーメンやスイーツだってあったりする。そう考えると、酒飲みにとって天国のような場所と言える。

 昨今の低価格系回転寿司シーンにおいては「スシロー」「はま寿司」「くら寿司」の勢いがすさまじいけれど、忘れてはいけないのが、1979年創業の老舗「かっぱ寿司」。スシロー、はま寿司、くら寿司、どの店も我が家から気軽に行けるエリアにあってよく利用するからこそ、ちょっとだけ足を伸ばす必要のあるかっぱ寿司で、なんだか無性に飲みたくなってきた。今日目指すべきは、かっぱ寿司だ。

 調べてみたところ、我が家の最寄り店舗は「かっぱ寿司 練馬貫井店」。電車で4駅ぶん移動して、そこからさらに数分歩くという、ちょっとした苦労の末に到着。するとかっぱ寿司は、なんだか日光の加減で神々しく見え、まるで、今日この店を選んでやってきた僕を祝福してくれているかのようだ。

 福音はまだ続く。店頭にはためくのぼりに大書された「生ビール半額」の文字だ。アプリをダウンドードして会員登録すれば、その日から使えるらしい。使えるのは「生ビール(中)」のみらしいが、「何杯でも! 何人でも!」は神すぎるだろう。さっそく会員登録し、使用方法を確認すると、会計時に店員さんに見せるだけでいいようだ。よし完璧!

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