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“自慢の彼女”は、実は上司の…「最初から仕組まれていた」ゲスすぎる策略とは?

日刊SPA! / 2024年9月21日 15時52分

 瑠美さんの口から飛び出したのは、尚弥さんの想定の斜め上をいく男の名前だったといいます。

「“しごでき”の鹿山さんですよ。僕と付き合う前に鹿山さんと関係があって、でも諦めようと思って、独身の普通の彼氏を探していたらしいんです。なんで想定外だったかっていうと、鹿山さんは愛妻家で小学生の娘2人を溺愛していることで有名だったから。

 不倫は不倫でも、まさか相手が“そこ”だとは……という驚きでした。しかも彼は人と人を繋ぐのが好きなタイプで、何十人も集めてホームパーティーしたり妻子連れでバーベキューしたりしていたから寝耳に水。なんだったら瑠美さんは、広報としてそういう集まりに積極的に参加してSNSにアップしていたから、奥さんともお子さんとも会ってるんですよね」

◆瑠美さんが彼への未練や執着が強く…

 尚弥さんが、「不倫なんて大切な人生の時間を無駄にするだけだからやめなよ」などと言って説得しようとしても、そんな“ありきたりな正論”では瑠美さんの気持ちは覆せなかったんだとか。

「鹿山さんはきっぱり別れて関係を清算しようとしていたけど、瑠美さんのほうが彼への未練や執着が強くて、復縁を迫ったみたいです。

 はっきりとは言いませんでしたが、僕に別れを切り出すだいぶ前から鹿山さんとの身体の関係は復活していたっぽいですね。とにかく僕とは別れるという決意は固いみたいで、完全に破局しました」

◆点と点が繋がり、腑に落ちることだらけ

 失意の尚弥さんは「点と点が繋がった」と語ります。思い返すと腑に落ちることがあったそうです。

「瑠美さんと最初に会った『社内交流会』のときに、いま思えば鹿山さんが僕たち二人の共通の趣味のアニメの話題とかを持ち出して、めっちゃナイスアシストしてくれていたから、LINE交換がスムーズだったんですよね。

 もしかすると鹿山さんは罪悪感があって、罪滅ぼしとしてキューピッド役を買って出ていたのかも。というか、海外支社に行く噂があった僕と瑠美さんが結婚すれば、不倫相手を厄介払いできると思ってた可能性も……。いずれにしても最初から仕組まれていたんじゃないですかね(苦笑)」

◆「不倫がバレて不幸になればいい」と嘲笑

 たまに社内で鹿山さんに会うと、妙に明るく馴れ馴れしく接してくるそうですが、尚弥さんは気まずいので苦笑いでやりすごしているそうです。

「不倫がいつまで続くのかはわかりませんが、どうせ最終的には瑠美さんがテイよく捨てられるに決まってます。鹿山さん主催の飲み会やバーベキューがきっかけで彼氏彼女になって、結婚までいったカップルはこれまでに何組かいるみたいなんです。

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