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バーで意気投合した女性とそのままラブホへ。翌朝に目が覚めて「血の気が引いた」ワケ

日刊SPA! / 2024年10月3日 15時52分

 本郷さんは、マスターの存在も忘れるほど、その女性との会話に夢中になったといいます。

◆一緒にタクシーで最寄り駅までいくはずが…

 想像以上に会話が盛り上がっている2人に、マスターが「あのう、そろそろ閉店時間で……」と切り出しました。本郷さんは腕時計に目をやり、しばらく考え込んだ様子を見せます。

「深夜0時を少し回っていたので、本当はもう一軒行きたかったのですが、とりあえずタクシーを呼び、最寄り駅まで一緒に行くことにしました。ところが、女性はかなりお酒に酔っていたようで、タクシーに乗るや否や私の肩にもたれかかって寝てしまいました」

 少し困った本郷さんですが、上品な香水の匂いがする女性が自分にもたれかかっている状況に、だんだんと理性が失われていったといいます。

「肩をたたいて起こそうとしたのですが、反応が鈍かったので、行き先を渋谷の道玄坂に変更するよう運転手に伝えました。なんとなく、今までの“勘”から『これはイケるかも』と思ったからです」

◆翌朝目が覚めて大後悔

 本郷さんたちは、とりあえず降りたタクシーから1番近いラブホに入ったといいます。

「女性をベッドに寝かせて一息ついていたら、少し酔いが覚めてきたのか、私の方へ寄ってハグを求めてきました。目の前に魅力的な女体が覆い被さり、その瞬間私の中の”理性”は完全に崩壊してしまいました」

 翌朝目が覚めると、女性はすでに起きていて、ベッドの片隅に座っていたといいます。

「もしかして、私と関係を持ったのでしょうか?あのバーを出てからほとんど記憶がないんです」

 女性はいたって冷静な口調でしたが、本郷さんの脳裏には“不同意性交”という言葉がぐるぐる回り始めたといいます。

「後の祭りだということは分かっていました。でも、急に怖くなってきました。とりあえず、自分の行為を謝罪し、銀行から下ろしていた現金5万円を手渡しました」

 女性は現金を受け取り、ラブホを後にしたそうです。

「本来ならば、同意による行為を証明するエビデンスを残すべきだったのですが、私には現金を渡すだけで精一杯でした。女性も、その辺は察知してくれていたようなので、今後何も起こらないことを願っています」

 その後、女性からは特に連絡もないようですが、依然として消えうせない強迫観念に囚われていて、ワンナイトラブを悔やむ日々が続いているそうです。

<TEXT/ベルクちゃん>

【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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