「1円」で舌打ち、ポイントカードを毎回間違える…現役コンビニ店員が絶句した「迷惑な客」
日刊SPA! / 2024年10月16日 8時52分
画像はイメージです
公共料金の支払い、宅配便の手配、通販で買った商品の受け取り……かつて“食品や日用品を買う場所”だったコンビニは、顧客のニーズに応えるべく、年々進化を重ねた結果、多岐に渡るサービスに対応するようになった。しかも、24時間営業だ。それが全国で5.7万軒もあれば、毎日のように事件が起こっても何ら不思議ではない。そこで、現役のコンビニ従業員兼ライターの筆者が体験した出来事を赤裸々に紹介していく。
今回のテーマは「レジでの迷惑客」だ。昨今自動レジが導入され、従業員の負担が減ったと思われがちだが、実は裏目に出ていることもある。そんな事情も含めて驚きの場面に遭遇する店員の気持ちを知っていただきたい。
◆①「1円」で舌打ちする客
単価が低い商品は、まとめて買うと税込みになってしまう。これに、いちいち舌打ちをしてくる初老の客に出くわす。「別会計にしろよ! 1円余分に付いたじゃねーか!」と言われても、基本はスルーだ。いちいち気にしているとキリがない。
そんなことを気にしてレジ作業なんかやっていたらレジが回らなくなってしまう。いい大人がみっともないと思うのは、私だけだろうか?
◆②徴収票を大量に持ち込む客
税金徴収の時期などは、10枚以上の徴収票を処理することも多い。何枚も処理しているなか、1枚だけすっ飛ばして、領収書だけ切りとって客に返却してしまうと、会計処理が行われていない「架空取り引き状態」になってしまう。
会計精査まではタイムラグがあり、その場では分からない。担当した従業員も処理したと思い込んでいる場合が多く、ますます発見が遅くなる。個人的な内容や、会社がらみとなると、お手上げ状態になりかねない。その場合は防犯カメラで状況を確認し、徴収票から連絡先が割り出せなければ最終的に本部処理となり、そのペナルティはオーナーにのしかかる。
自動レジのおかげで、会計処理するミスは減った。しかし、作業自体には変わりがないため、筆者のような経過豊富な従業員でも、処理枚数が多くなると毎回冷や冷やするものだ。
◆③大量の小銭を消費しようとする客
ちょっとした買い物で溜まった小銭をまとめて使う客……これが、自動レジになった途端に増え出した。まるでATMのように、持参した小銭をバラバラと機械に入れる。
ここで自動レジの弊害が現れる。容赦なく小銭を投入すると、投入口で小銭が詰まり、エラー反応を起こしてしまうことがある。すると、もう1台のレジに客が集中し、2台分のレジを捌かなければならないという惨状に。無事に復旧できたら良いが、最悪本部対応となる。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
レジなしコンビニ・"顔パス"改札...進化する『決済の仕組み』 メリットと課題は?現金はなくなる?"体内マイクロチップ"を導入する国も【ウォークスルー決済】【顔認証改札】
MBSニュース / 2024年11月17日 17時38分
-
「働く外国人」職場でモヤッとした時の付き合い方 舌打ちするベトナム人を叱ってはいけない理由
東洋経済オンライン / 2024年11月16日 16時0分
-
コンビニ店員と客の〝噛みあわない会話〟に7.2万人苦笑 「あるあるw」「店員やること多すぎ」
Jタウンネット / 2024年11月9日 8時0分
-
日本でぼったくり被害? 3倍近い代金を払わされた台湾人女性―香港メディア
Record China / 2024年11月6日 22時0分
-
これであなたも“神客”に! レジ店員が思わず感動する“ひとこと”に共感続々 「泣きそうなぐらい嬉しかった」
ねとらぼ / 2024年10月26日 8時20分
ランキング
-
1コンビニ大手3社の「肉まん」「高級豚まん」を実食。この冬に食べるべき“コスパ圧倒的”の肉まんは
日刊SPA! / 2024年11月24日 15時52分
-
2品川イオンスタイル「最強フードコート」の実態 太っ腹にも程がある?自由すぎる食のスポットだ
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 12時0分
-
3とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
4小泉孝太郎がやっている「納豆の最高においしい食べ方」 タレ半分、“あるもの”をたっぷり
Sirabee / 2024年11月22日 16時15分
-
5【ワークマン】2900円の「あったか防水シューズ」を履いてみた 滑らない&水が入ってこない“おしゃれシューズ”
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月21日 5時50分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください