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42歳で気づいた「実は捨てても問題なかったモノ」3つ。バスタオルも不要だったワケは

日刊SPA! / 2024年10月18日 15時53分

 そして、収納スペースはバスタオルよりも省スペースで済む。サイズが小さくなるに伴い、洗濯乾燥機の容量を無駄に食うこともなくなった。もし、収納スペースに困っている方や、乾燥機のかさばりに困っている方がいたら一度検討してみてほしい。そして、バスタオルに「お前を隅々まで使い切りたいんだよー!」と、私のように貧乏性を拗らせている方にも。

◆2:オーブントースターの掃除問題

 それぞれの家庭で使い方があると思うが、我が家がオーブントースターを使用するときは主にパン、時々モチ……ぐらいだった。今現在書きながら震えている、本当にそれぐらいだった気がする。

 週末にパンを食べる確率が高い我が家としては、手軽に簡単にパンが上手に焼けるというメリットは捨てきれなかったのだ。オーブンレンジは持っているが、それで焼こうとしたら、オーブントースターで焼くよりも倍の8分を要する。なぜだか時短の部分が譲れなかった。

 しかし、私はオーブントースターの掃除が「この世の嫌いなことランキング」の上位にあったために、ずっとモヤモヤしていた。ちなみに今の「この世の嫌いなことランキング」は、1位が戦争2位が口内炎3位がマラソンである。10年以上変わっていない。

 当時、掃除がしやすい仕様のオーブントースターを購入したはずなのだが(私が複雑な仕様のものを買うとは絶対に思えない)、それでも掃除が面倒くさくて、放置気味だったのだ。「家族の誰かがやればよい」そう思っているものほど家族の全員がやりたくない。美しさを感じるほど、徹底して誰も掃除をしなかった。

 トースターの扉を開けるたびに、網の下のパンくずが、「奥さん! 掃除ですか! そろそろ掃除どきですよね!?」と、語りかけてきたが(幻聴)、それを無視すると自己嫌悪タイムがもれなく伴うため、パンを焼くたびに精神的なパワーを大きく要した。

◆「フライパン用アルミホイル」でパンが焼ける?

 誰もしないんだったら私がする!ではなく、誰もしないんだったらやめちまおう!が、スローガンの我が家に転機が訪れたのはある日のこと。なんとなく「フライパン用アルミホイル」でパンが焼けるかなと思った。この商品はフライパンに敷いて肉や魚を焼くと焦げ付きにくいという商品だ。魚焼きに愛用していた。

 お察しの通り、魚焼きグリルはオーブントースターよりも掃除が嫌いな家電だった。いや、嫌いなんてもんじゃない、控えめに言ってあの作業を呪っていた。というのも、嫌いの感情が強すぎて、本能が魚を焼いたあとの掃除を後回しにしてしまうのだ。

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