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42歳で気づいた「実は捨てても問題なかったモノ」3つ。バスタオルも不要だったワケは

日刊SPA! / 2024年10月18日 15時53分

 これは人体の不思議。遺伝子に組み込まれているとしか思えない。後回しにしてスルーした結果、数日後に魚を焼く際、地獄絵図と化したゴテゴテのグリルと再会するのだ。それも、数十回。「もう、魚やめる」とまで発言した記憶がある。

 そのIHのグリルにアルミホイルを敷いてパンを焼いてみると、4分でフカフカに焼き上がったのだ。しかも家族分が同時に焼ける。

 アルミを敷いているからパンくずが下に落ちなくて念入り掃除は要らない。何より、標準装備だからとしゃーなしで持ち腐れていたIHコンロのグリルが活用できる。これにはメリットが多すぎて、オーブントースターに別れを告げるのは容易だった。

 パンくずを掃除しなきゃとせかされることもなくなり(しないけど)、キッチンのスペースも大きく余裕ができた。オーブントースターがなくなっても、何も問題はなかった。強いて言えば、モチもグリルのほうが上手に焼けるという衝撃の発見があったくらいだ。

◆3:湯沸かしポットは便利だけど

 湯沸かしをしてくれる電気ケトルは便利だ。水を注いでボタンを押しておけば安全に沸騰までしてくれる。我が子が赤ちゃんの時はとても重宝した記憶がある。ミルクを作ったり、離乳食を作ったり。

 がしかし、どう考えてもヤカンのほうが早かった。電気ケトルが悪いのではない。ヤカンが優れているのだ。ステンレスのやかんは、水を入れてIHコンロで強モードで加熱すると、電気ケトルよりも多くの水を電気ケトルよりも早く沸騰させた。それで電気ケトルを手ばなした。

 そのことで、キッチンの棚に余裕ができた。どうやったら取り除けるか最後までわからなかったケトルの底の水垢に気を揉むこともなくなった。そしてその後しばらく、ヤカンライフを楽しんでいたが、ある日ヤカンの形状にこだわらなくてもよいのでは?と、ヤカンの汎用性の低さに気づいた。そして、普段から使っている鍋でお湯を沸かすことにした。今度はキッチンの引き出しの中に余裕ができた。

◆お湯を沸かす作業すらしなくなった

 そして現在、お湯を単体で欲するシーンが主に「お茶を作る時」だということに気づいて、お湯を沸かす作業すら滅多にしていない。

 お茶を作る手順は以下だ。電子レンジOKのお茶用のサーバーに水を入れて、チンをする。そしてホカホカになったお湯に茶葉を入れてお茶を作っている。電気ケトル? ヤカン? 鍋? 全部不要。直接サーバーにお茶を淹れることで、数々の「中間作業」をすっ飛ばすことに成功したのだ。

==========

 これらの3つは我が家になくても、なんの問題もなかった。むしろメリットを感じている。なんで持っているんだろう?という思いから紐解いていけば、持たなくても問題ないものは意外と多いのだ。

<TEXT/阪口ゆうこ>

【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。Instagram:@sakaguchiyuko___

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