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なぜか深夜のラブホに“赤ちゃんを抱えて”来店した男女。元ラブホ従業員が語る奇妙な客――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年10月26日 8時45分

 男女のペア(+赤ちゃん)が入室した後、筆者は突如、昔ニュースで見た事件を思い出しました。

 子連れのシングルマザーが彼氏と一緒にラブホテルに入り、女性の連れ子の乳児に男性が致死量を超える覚醒剤を投与し、死亡させたといった内容のものです。

 もしもそのような事件が起きたらたまったものではありません。筆者は無事に彼らがチェックアウトすることを願うばかりでした。

◆結果、何事もなく退出したが…

 その後、特に何事もなく時間が過ぎ、朝早くに男女のペア(+赤ちゃん)はチェックアウトを済ませました。

 退室の際に、赤子を抱えた女性から「本当にありがとうございました」との言葉をかけていただき、心の底から安堵したことを今でもはっきりと覚えています。

 しかし、想像以上にまともな方々だったぶん、より一層深夜にラブホを利用した理由が気になるところです。ただそれだけの、オチのない話ですが、とても不思議な出来事でした。

◆“なにか”を見てしまったお客様

 先ほどのケースは不思議な話ではありますが、心霊現象ではなかっただけ安心、という結論で片付きました。しかし続いて紹介するのは、“なにか”を見てしまったお客様についてのお話です。

◆寒い夜、一名のお客様が来店

 その“事件”が起こった日はとても寒い日でした。1月下旬ごろだったはずです。パラパラと雪が降っていたことも覚えております。

 真冬の時期のラブホテルは閑散期。おまけに上述の通り、“事件”が起こった日は雪が降っていました。全く客入りが見込めない日に突如来店してきた一名のお客様。利用時間は忘れてしまいましたが、女性の“デリバリー”で使いたいとのことでした。

 特に何事もなく入室させ、特に何事もなく時間が過ぎていきました。

◆ものすごい形相でフロントまで…

 お客様がお部屋に入って10分ほど経ったころでしょうか。ものすごい形相で突然フロントまで大急ぎで降りてきました。あまりにも怯えている様子だったため、筆者が「いかがなさいましたか」と尋ねるや否や、

「部屋に人がいますよ!」

 と叫ぶお客様。別の客が間違えて部屋に入ってしまったのかと筆者は考えましたが、そんなことはまずありえません。その日のその時間帯に客室を利用していたお客様は、彼ともう一組のカップルしかいませんでしたから。おまけに、他の方が入室している状態で10分も滞在するはずもありませんし……。

 とにかくそのお客様は部屋で突然“なにか”を見てしまい、慌てて退室したという“事実”だけがそこにはありました。

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