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Adoプロデュースのアイドル・ファントムシータ。唯一無二の存在を目指して

日刊SPA! / 2024年10月31日 8時47分

――今みなさんが笑顔で話している姿からは想像できないぐらい、ライブ中はアイドルらしからぬ表情と楽曲に度肝を抜かれるパフォーマンスですよね。

灯翠 全員が憑依型というか、曲がかかると入り込んでパフォーマンスするので、MCとのギャップがすごいと言われることもあります(笑)。表情も内から出たものを表現しているだけなので、ここで変えようという意識はないんです。

もな そうなんです。曲が終わると、フッと抜けていく感じです。デビュー曲の『おともだち』は、全員が指を指し合う振り付けから始まるのですが、他のメンバーの表情を見ると、自分にもガコンッ!と憑依する感じが多いです。

――楽曲の歌詞を読みながら、5人でパフォーマンスを作り上げていく作業も?

美雨 きっちりとしたものではないですが、全体の方向性は話し合っています。個々の解釈を聞きながら、気持ちをすり合わせていく作業ですね。

――そこまで入り込むとファントムシータの世界観が抜けなくて、プライベートまで引きずってしまうことはないもの?

もな 今のところはないです(笑)。

灯翠 もともとホラーが大好きなので、私は常にコンセプトの世界で生きている感じかもしれません(笑)。

――でもメンバーのなかには、ホラーが苦手な方いましたよね?

百花 はい……。ただ、私も曲が始まったら入り込んでパフォーマンスするだけなので、普段の生活に支障はきたしていないです。

凛花 よかった。

美雨 特典会などでは、パフォーマンスのイメージで会いに来てくださったファンの方にびっくりされることは多いです(笑)。

――早くもファーストアルバムが10月30日にリリースされます。楽曲の世界観だけでなく、歌詞も現代では使わない表現や言い回しが多くて大変ではなかったですか?

もな 提供してくださったアーティストやボカロPの方々はもともと好きな方ばかりだったので、1つの意味でもかみ砕きながら、難解な漢字も味として、さまざまなファントムシータを見せられているのでありがたいという言葉に尽きます。

――アルバムに収録されている曲の中で特に難しかった楽曲はありますか?

百花 ボカロPの楽園市街さんに書いていただいた「乙女心中」は漢字が多くて、読み方や言い回しも大変でした。

――ほかにも「花喰み(はなばみ)」や「HANAGATAMI」などの意味は調べたりも。

もな そうですね。言葉としての意味を調べますが、辞書どおりのまま表現するということではなく、世界観を通しての意味を考察しながら、一人ひとりが役に入って演じているという感覚が強いです。

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