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Adoプロデュースのアイドル・ファントムシータ。唯一無二の存在を目指して

日刊SPA! / 2024年10月31日 8時47分

――ちなみに朝が強いメンバーって誰ですか?

百花 やっぱり無敵な人が手を挙げています(笑)。

凛花 私からアドバイスをするとしたら、アラームを途中で止めずにひととおり聞いてから止めるのを意識してみて。あとは、手の届く場所に置いちゃダメ! 

灯翠 ベッドから起き上がってスマホを取りに行って、アラームを止めたらベッドに戻って二度寝しちゃうの……。

凛花 とにかく寝ちゃダメ!! 今日だってモーニングコールをかけているんですよ。私が寝坊したらどうするんですかね。

もな・灯翠 いつもありがとうございます。

――そして、日本武道館でのファーストライブが11月1日に控えていますね。

もな “アイドルの聖地”という印象の強い場所で、ファーストワンマンをさせていただけることは本当に異端というか、ファントムシータらしいと感じていて。このステージを用意していただいたことに感謝しています。変に委縮することなく、ファントムシータにしか出せない魅力を感じてもらえるように、私たち自身も楽しみにしています。

美雨 日本武道館がゴールではなく、ここからがスタートライン。全員でもっと成長していけるようなステージにしたいです。

――無敵状態の凛花さんとしては、「やってやるぞ!」という気持ち?

凛花 正直に言うと……すごく緊張しています(笑)。ファンの方々やスタッフさんもファントムシータのために時間と労力を割いてくださっているということを頭に入れて、忘れられない1日にしないといけないなという思いは強いです。楽しみでもありますが、ファントムシータにできるのかという不安もあるんです。だから、今は気持ちがぐちゃぐちゃですが、1人じゃないので5人で期待以上のものを作り上げたいです。

――ファントムシータとして今後の目標や野望はありますか?

凛花 具体的な目標はまだありませんが、いつ見ても全力でベストなパフォーマンスを出せるようにしたいです。ファントムシータと聞いて、メンバー一人ひとりの顔が思い浮かんでもらえるようになりたいし、もっとたくさんの方に知ってもらいたいですね。

百花 うん。“レトロホラーアイドル”といったらファントムシータだと言われるぐらい存在を確立させたいです。

美雨 普段思っているけど他人には言えないようなことを、私たちが代弁者として歌っています。楽曲を聴いて、明るく元気に!という感じにはならないかもしれないですが、誰かの心に寄り添えるグループになっていきたいです。

もな とにかく楽曲に触れていただいて、ファントムシータにしかない世界観を体感してもらいたいです。思わず立ち止まってしまうようなパフォーマンスで、アイドルの新たなジャンルを確立させたいと思っています。いろいろなことに擬態できるメンバーが揃っているので個々の魅力も伸ばしていきたいですね。

――挑戦してみたい仕事はありますか。

灯翠 個人的には、ホラーの代名詞になりたいです。例えば、お化け屋敷のプロデュースとかしてみたいです。 

百花 絶対に行きたくない……。

灯翠 その怖がっている様子を撮影して、私たちのYouTubeチャンネルで公開したいですね(笑)。

取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧

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