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初ラブホで「鼻をつまむような悪臭が」…理想の女性と微妙な関係になってしまった“まさかの大失態”

日刊SPA! / 2024年11月2日 15時52分

初ラブホで「鼻をつまむような悪臭が」…理想の女性と微妙な関係になってしまった“まさかの大失態”

※画像はイメージです

「生涯未婚率」は年々上昇し、国立社会保障 人口問題研究所2023年度統計よりをもとにした予測によると、2030年には男性の3人に1人が、女性の4人に1人が「未婚」になると言われています。
 かつては、当然のごとく人生の一部として訪れていた「結婚」も、そのハードルが高くなっています。今回は、そんな真面目な婚活の最中に起きてしまったエピソードを取材しました。

◆頼みの綱は「AI婚活」

 都内有数の予備校で数学を教えている田口さん(仮名・32歳)。この職業に就いてかれこれ8年目に突入し、同期最速で主任に昇格するなど仕事は充実しているそうですが、いかんせん私生活では慢性的な悩みを抱えているとのこと。

「仕事は楽しいです。職場の雰囲気も良いですし、なにより教え子が難関を突破した時の喜びは他の職業ではなかなか味わえない貴重な体験です。ただ、プライベートでは“結婚”という難関を突破できずに悩んでいます。仕事が忙しいせいもあるのですが、どうも出会いがなくて……。マッチングアプリも使ってみたのですが、サクラみたいな女性が多くて」

 そんな田口さんですが、最近、公的機関が運営している「AIマッチングシステム(仮名)」というサービスを知り、早速利用を始めました。なんでも、身分証明書や独身証明書などの個人情報が必須で、その分お互いに安心して婚活ができるというところが特徴のようです。

◆早速、運命の女性が現る

 田口さんがマッチングを開始して1週間後、1通のメッセージが舞い込んだといいます。その女性の名前は洋子さん(仮名)と言い、年齢は29歳だそうです。幸先の良いスタートに、田口さんはワクワクしながら返信をしたといいます。

「正直驚きました。すぐに相手が見つかったからではなく、いかにも婚活への真剣味が伝わってきそうな女性がたくさんリストアップされていて、メッセージをもらった洋子さんも、丸の内の保険会社に勤務する超エリートで、かなりのお嬢様学校を卒業していました。容姿も女性アナウンサーみたいで好みでした」

 改めて洋子さんに自己紹介をした田口さんは、早速サービス上のルールにのっとり最初はメッセージでやりとりを行い、3回目のメッセージでデートの約束に漕ぎつけたそうです。

◆初デートなのにいきなり手繋ぎ

 デート当日、1年前にカーディーラーに勤める友人から購入した人気のEV車で、洋子さんの住むマンションの近くまで迎えに行きました。ビデオ通話で会話していたせいか、まるで何度目かのデートのように自然な雰囲気でスタートしたといいます。

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