「当日は朝5時出勤。前日ですでにヘトヘト」学校の先生が運動会で直面する“知られざる苦労”
日刊SPA! / 2024年11月5日 8時53分
※画像はイメージです
みなさんが住んでいる地域では、近隣の学校で運動会がありましたか。ちょうど10月の終わりの頃に開催された学校も多いことと思います。子どもたちががんばる姿は、本当に感動的ですよね。
ですが、子どもたちの活躍の裏で、教員がどのような準備や努力をしているか知っている人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、教員がどのようにして運動会という一大イベントを成功に導くのか、その裏側の努力や工夫についてお話しします。準備の過程で直面する課題や保護者との連携など、教員が何をしているかぜひ知っていただけたらと思います。
◆そもそも運動会の意義と目的とは
運動会は単なるスポーツイベントではありません。子どもたちにとっては団結力やリーダーシップを学ぶ場です。たとえば、ダンス(演技・表現)であれば、振り付けや動きを覚えたり、みんなと動きを合わせたりして、全員で一つのものを創り上げる感動を学びます。
リレーの選手であれば、バトンパスの練習を何度も繰り返すことで、協力や信頼の大切さを学ぶでしょう。リレーの選手になりたくて、毎日走り込みをする子もいます。また、競技の中で勝敗を経験し、成功や失敗から学ぶこともあります。
高学年であれば応援団や得点係などの役割をもち、みんなで協力して運動会を運営する経験もします。一方、子どもたちの活躍や成長の裏側で教員がどのような準備をしているのかというと…彼らの成長を見守り、サポートしています。
用具の準備、装飾や安全対策など、準備もかなり念入りにおこなっています。あれだけ大規模なイベントですからね。子どもたちも練習に必死に取り組みますが、教員も運動会の成功に向けて、時間をかけて丁寧に準備をおこなっています。
◆運動会は「一番忙しい時期」に準備が始まる
小学校では、運動会は春か秋に開催されます。私はどちらも経験したことがありますが、春開催の場合、準備はバタバタです。春は1年間の計画を立てたり学級開きをしたりする時期で一番忙しいからです。
4月の混乱の中、体育部が中心になって運動会運営会議が始まります。担任もその頃から「ダンスの指導、誰がする?」「徒競走のレース順は誰が組む?」などの分担を話し合います。
秋開催であれば、少し長めに準備の時間を確保できます。秋開催の場合は夏休みにダンスの振り付けを考えることが多かったですね。ダンスは一から振り付けを考えなければならないので、結構負担が大きかったです。
この記事に関連するニュース
-
のび太のように「運動神経のない子」を徹底的に見えない化! 運動会の「教育的配慮」はアリかナシか?
オールアバウト / 2024年11月1日 21時45分
-
運動会で足の遅さを「見えない化」する配慮は子供のためにならない…「競争の場が減りすぎた」日本の大問題
プレジデントオンライン / 2024年10月21日 7時15分
-
運動会や合唱コンクールの練習でパニックに…。大きな音、人との接触が苦手「感覚過敏」の子の避難先
オールアバウト / 2024年10月10日 8時35分
-
〈運動会の代休はどう過ごす?〉6割以上の親が「仕事休めない」「学童は飽和状態、塾に行かせる」共働きママたちのリアルな声と学校の切実な事情
集英社オンライン / 2024年10月10日 7時0分
-
運動会前に子供に伝えたい楽しく速く走るコツ
パラサポWEB / 2024年10月7日 7時0分
ランキング
-
1なぜ「ダイソー釣り具」に私たちは魅了されるのか 「100均ビジネスの救世主」になりうる商品の顔ぶれ
東洋経済オンライン / 2024年11月5日 9時30分
-
2漫画家・楳図かずおさんが胃がんで死去、88歳…「まことちゃん」で「グワシ!」社会現象
読売新聞 / 2024年11月5日 11時57分
-
3「文字が小さい。なんとかしろ!」携帯ショップの店員を苦しめる“横暴な中高年客”。退職を決意した出来事は…
日刊SPA! / 2024年11月5日 8時51分
-
4「今年は10月まで暑くてツラかった!」猛暑疲れで、げっそり「老け見え」してる!? リセット&回復に役立つ栄養サプリって?
OTONA SALONE / 2024年11月5日 11時0分
-
5プロ直伝!我が家の「オプション」選び7つのコツ 快適さとコスパの両立で後悔しない家づくりを
東洋経済オンライン / 2024年11月5日 10時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください