「当日は朝5時出勤。前日ですでにヘトヘト」学校の先生が運動会で直面する“知られざる苦労”
日刊SPA! / 2024年11月5日 8時53分
一番早い人で5時過ぎには出勤しているそうです。体育部は誰が一番早く出勤できるか競っていると聞きました…
そして、朝の準備を終わらせ、やる気いっぱいの子どもたちを迎えるのです。
限られた時間の中で効率的に準備を進めるために教員はがんばっていますが、保護者が協力的だとかなりありがたいです。道具の運搬やテントの設営は人手がいりますし、子どもたちへの応援や体調管理など、当日の運営のサポートをしてもらえると、教員の負担がだいぶ減ります。
私の過去の勤務校は、PTAの役員さんたちだけでなく、進んで協力してくれる保護者が多くて本当に助かっていました。
◆子どもたちにとって安全で学びのある運動会に
運動会の最後には、6年生の代表の子が「終わりの言葉」として、運動会に対する思いと振り返りを話します。その中で、今でも心に残っている言葉が「自分たちの成長を実感できた」「私たちのがんばりを支えてくれた親や先生に感謝を伝えたい」というものでした。
保護者も目に涙を浮かべながら聞いています。この感動的なスピーチをもって、無事に運動会は終了するのです。
みんなで創り上げる運動会。子どもたちが安全で学びのある運動会をおこなうために、教員が様々な準備や配慮をしていることを、より多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
【あや】
勤続10年の元小学校教員で、現在は民間企業人事部に勤める。会社員・副業ブロガー・Webライターの三刀流で働きながら、教員の転職・副業・働き方改革について発信中。「がんばる先生を幸せにする」のがモットー。X(旧Twitter):@teach_happiness
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