趣里(34)の“怪演”にみる「二世&朝ドラヒロイン、ヒットの法則」のウソとホント
日刊SPA! / 2024年11月7日 15時52分
『ちむどんどん』(2022年度上期)の黒島結菜(27)はTBS『クロサギ』(同年秋ドラマ) で準主役級を務めた。黒島は今年7月に宮沢氷魚(30)との子供を出産したこともあって、この作品以降のドラマ出演はない。
『舞いあがれ!』(同下期)の福原遥(26)はTBS『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』(2023年夏ドラマ)に主演した。9月に終了した日本テレビ『マル秘の密子さん』にも主演。年明けからはNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する。
『らんまん』(2023年上期)の主演・神木隆之介(31)は9月にテレビ朝日が放送した故・山田太一さん原作の単発ドラマ『終りに見た街』(9月)で助演した。神木にしては役が小さかったからか特別出演扱いだった。現在はTBSの大型作品『海に眠るダイヤモンド』に主演している。
◆『虎に翼』の伊藤沙莉(30)は?
『ブギウギ』の趣里はまず9月に終了したTBS『ブラックペアン シーズン2』で助演。シーズン1から引き続いての登場だったが、朝ドラの主演を務めた後の今回は特別出演扱いだった。そして現在は『モンスター』に主演している。
『虎に翼』の伊藤沙莉(30)の次回作が明かされるのはこれから。ほかのヒロインたちと同じく、旬である1年以内の登場になるだろう。『虎に翼』が大ヒット作となり、伊藤の人気もグンと上がったので、主演になるはずだ。
最近の朝ドラ主演組は大半が成功をしている。新人の主演への抜擢がほとんどなくなったせいでもあるだろう。しかし、過去には朝ドラ後もあまり仕事に恵まれず、そのまま引退した人たちがいる。やはりヒロインを務めることと成功はイコールではない。
俳優は才能と努力がモノを言う世界。2世、3世が幅を利かせる政界などより、ずっと公平なのだ。
<文/高堀冬彦>
【高堀冬彦】
放送コラムニスト/ジャーナリスト 1964年生まれ。スポーツニッポン新聞の文化部専門委員(放送記者クラブ)、「サンデー毎日」編集次長などを経て2019年に独立。放送批評誌「GALAC」前編集委員
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