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後藤真希「大胆なカットもリラックスして撮れた」自然体詰まった写真集の裏側

日刊SPA! / 2024年11月28日 8時47分

──お風呂で背中を向けて振り返っている1枚は、想像よりもずっと大胆なカットでびっくりしました。テーマの「リラックス」と、時折見える「大胆さ」は、方向が全然違う感覚にも思えますが……。後藤さんの中ではどんな部分に繋がりを感じていますか。

後藤:リラックスして撮れるのも、大胆に撮れるのも、前作と同じスタッフさんで作っているからです。だからこそ、大胆なカットも「よし、撮るぞ!」と気負わずに、そういう気持ちの切り替えが必要ない状況で無理なく撮影できています。だから、「今、際どいシーンを撮ってます!」みたいな、気負った雰囲気はなかったですね。和気あいあいとした空気感で、全編を通してリラックスした撮影期間でした。

◆◆「エイジレス」と言われ続けていたい

──現在39歳の後藤さんですが、常に「若い」「エイジレス」と言われています。

後藤:嬉しいですね。

──モーニング娘。に加入した当時は、金髪の中学生というインパクトから「大人っぽい」とか、子どもにかける言葉として「ませている」とか言われていたと思います。世間のイメージが「大人っぽい」から「若い」へと変化してきましたよね。

後藤:20代半ばを過ぎた頃、「制服の衣装を着られない」ということで、年齢や周囲からの評価のわかりやすい変化を感じました。私も大人になっちゃったんだ、なんて思ったりも。でも、そのときは、自分の身体の年齢的な変化はまだ感じていなくて。体の変化を感じたのは、30代になってからかな。「やばい、もっと気をつけないと」みたいな意識が芽生えてきました。

──なにか実感するできごとがあったんですか。

後藤:今となっては、日々「年齢を重ねるってこういうことか」と実感しまくりです。ちょっとした不調が続くとか、肌荒れの治りがめっちゃ遅いとか、結構ありますよ。以前は、寝れば気持ちも体も回復したのに、今は睡眠をとってもなかなか疲れが抜けない。そんな中でも、少しでも良く見えるようにケアをして、気を遣っているって感じです。

──「若い」と言われることにプレッシャーはないですか。

後藤:むしろ、「エイジレス」と言われ続けたいなと思っています。来年は40歳になりますから、ますます頑張らないといけないですね。

──一般的に、女性アイドルは「若さ」を求められがちな職業だと思います。モーニング娘。時代に、そういう空気は感じていましたか。

後藤:モーニング娘。は年齢の幅が広いじゃないですか。私が加入したとき、リーダーの中澤裕子とはひと回りぐらい違っていましたし。今振り返ると、そんな環境で裕ちゃんが一番大変だっただろうなと思いますね。制服の衣装だったら、中学生から20代の大人まで同じものを着るわけで、私だって今「10代のメンバーと同じ制服衣装で」って言われたら、ちょっと考えちゃいます。実は11月22日にも、『テレ東音楽祭』(テレビ東京)私がAKB48の現役メンバーたちと『恋愛レボリューション21』をコラボで歌ったんです。本番前は「ちょっとどうしよう(笑)」と戸惑いがありました。

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