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お金で何でも解決できそうな“超富裕層”に共通している3つの悩み。「絶対に負けられない戦い」も

日刊SPA! / 2024年12月22日 8時53分

ビジネスで忙しそうな彼らだが、そのような情報はどうやって仕入れるのだろうか。

「それは主に執事の役目です。かつて、あるお客様から『家族が脳梗塞になって、半身不随になってしまったから、世界中の医療を使ってなんとかしてくれ』と頼まれた時には、文献を調べて、知り合いを頼って、なんとか有名な先生にアポイントを取りました」

海外で、しかも有名な先生の手術を受けるとなると、かなりの金額がかかりそうだが……。

「その方は治療に5000万円ほどかかりましたが、価値とリターンを考えれば『5000万円は安いよね。健康には代えられないし』と仰っていました。特に生命がかかっている時は、お金は払える人たちなので、金額は関係ないと考えるみたいです」

お金は払える人たちなのに「一番の悩みは健康、お金、教育」だ。お金について悩むとは、どういうことなのだろうか。

◆プレゼントのマウント合戦、上がり続ける相場……

「お金の悩みは、主に節税です。『ケイマン諸島なら税金が優遇される』と聞いたら、そこに会社を移す話を税理士とします。今はドバイが多いですね。少し前のガーシー(本名・東谷義和)氏もしかりですが、税金が安いというのと、所得税や法人税が優遇されているので、ドバイに会社を移す方も増えました」

節税で悩むとは程度の差はあれ、我々と悩みが似ているではないか。しかし、お金持ち特有の悩みもあるのだという。

「たとえば、100万円する新作のブレスレットが出て『そういえば、あそこの娘の誕生日だったな』と、購入してプレゼントするとします。そうすると、もらった側も何かお返しをしなくてはならない。

そこで、プレゼントのマウント合戦が始まるんです。80万円のネックレスを返されると『私は100万円のものをあげたのに、向こうは80万円で返してくるわけ!?』と、関係が悪くなってしまうんですよ」

なので「60万円のコートをもらったから、80万円のマフラーでお返ししよう」と、どんどん値段がつり上がっていくのだとか……。

「あとはお土産のマウント合戦もあります。パリのお土産で珍しいワインを友人にあげたら、相手からは今はもう手に入らなくない何十年物のブランデーを渡されて『負けた!』と悔しがるお客様もいらっしゃいました」

プレゼントやお土産に勝ち負けもない気がするが、新井さんは「超富裕層は負けず嫌いな方が多いので、特にこのマウントが起きやすいのかもしれません」と分析する。

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