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「こんな親切は今まで受けたことがありません」外国人男性が東京駅で驚いた“日本人の対応”

日刊SPA! / 2024年12月23日 8時53分

スポーツ系のライアンさんにとっては、まさにスタミナ定食。思い切り体を動かした後にはタンパク質たっぷりの豚肉がうってつけなのだ。タレや肉汁が白米に沁み込んで、よりいっそう食欲をそそりそうだ。ちなみにアメリカ人には脂っこい肉が苦手な人も多いが、ライアンさんはどちらでもいけるという。

「それに、セットでついてくるお味噌汁やたくあんが、また素晴らしい。濃い味の豚丼を食べた後、味噌汁で口をさっぱりさせて、たくあんで歯ごたえを楽しむ。最高です!」

その帯広でチェーン展開している回転寿司の「なごやか亭」もお気に入りのひとつ。

「ネタはマグロやハマチ、サーモンが好きです。妻が青森県八戸市の出身なので、八戸市の回転寿司も利用します。そこより少しだけ値段は上がりますが、それでも5ドルくらいの違いで新鮮なネタが食べられるのでお手ごろな値段だと思います」

そして札幌発祥のスープカレーの専門店「SAMA」もお気に入りの店のひとつ。

「日本のカレーライスも好きなんですが、スパイスの効いたスープの味が野菜たちに染み込んでいて、これはトロトロのカレーライスには出せない味ですよ。スープにごはんという日本らしい発想もアメリカ人には新鮮ですしね。

私のオススメはちょい辛ゾーンの3番の辛口でチキン野菜カリーです!そこにトッピングでチキンレッグを追加するのが、私流SAMAでの食べ方なんです」

◆日本で唯一“苦手なもの”は?

そんな日本大好き・帯広大好きなライアンさん。だが、そんな日本で唯一参ったことがあるという。それは……。

「東京の夏ですよ! あの暑さときたら……」。スピードスケートの会場から比べたら確かに暑いが、ライアンさんは南国ハワイ出身。暑さには慣れているのでは?

「ハワイはもっとカラッとしています。でも東京の夏はまるでお風呂場でシャワーを浴びているかのようでした。駅のホームで立っているだけで、蒸し暑さで汗が噴き出してきて服がビショビショになるんです」

確かに帯広の夏とはまったく様子が違う。それでも東京を嫌いにならず、豚丼やスープカレーなどでスタミナをつけてなんとか乗り切ってほしい!

<取材・文/トロリオ牧(海外書き人クラブ)>

【トロリオ牧(海外書き人クラブ)】
2001年渡米、ユタ州ウチナー民間大使。アメリカでウェイトレスや保育士などの様々な職種を経験した後、アメリカ政府の仕事に就く。政府職員として17年間務めるがパンデミックをきっかけに「いつ死んでも後悔しない人生」を意識するようになり2023年辞職。RVキャンプやオフローディングを楽しむのが最高の癒しじかん。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員

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