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カナダの田舎で“マリファナ姉さん”と呼ばれる日本人女性を直撃。月に40gを摂取「人に感謝する機会が増えました」

日刊SPA! / 2024年12月26日 15時52分

◆3種類をシーンによって使い分けている

マリファナの魅力を語りだすと止まらない彼女。普段摂取する大麻の種類はサティバ、インディカ、ハイブリッドで気分や時間帯によって使い分けているという。それぞれどのような違いがあるのか。

「サティバは気分を高めてくれるのでちょっとしたハイキングの前などに摂取したりテンションを上げたい時に最適。インディカはシャワー後や寝る前に摂取しているのですが、キマるとべッドから動けなくなる。そのおかげでリラックスして寝ることができますね。

ハイブリッドは両方の良いところ取りなので活力とリラックスの両方を取り入れたいときに摂取します」

多様な効果を楽しめる一方、慎重に向き合う必要がある側面も。モニカさんが続ける。

「『草ボケ』と言って毎日ある程度の量を吸い続けると物忘れが多くなるので定期的に吸わない期間作る人もいます。

また、何かをしなければいけない時にインディカを吸うと動くにも足が重くなるし、思考も楽観的になるのですべてを後回しにしてしまうこともある。シーンによって使い分けるのが大事です」

◆実家のある北海道に大麻ファームを作りたい

マリファナの魅力に取り憑かれ始めてから8年。日本から遠く離れた地で毎日マリファナのことを考え続ける彼女の頭の中には、ひっそりと今後のプランが描かれていた。

「親が酪農家なので将来はそこを継いで大麻ファームを作りたいんです。もちろんマリファナが合法になったらですけど、医療用大麻は一部合法化されたし、それによってCBD関係のスタートアップ企業も増加している。親にはすでに自分の計画を話していて了承を得ています」

「今後もマリファナを通じて広がる可能性を探していきたい」と語るモニカさん。その瞳には、故郷と未来を見据えた確かな決意が宿っていた。

<取材・文・撮影/時弘好香>

【時弘好香】
元『週刊SPA!』編集者。ビジネス書『海外ノマド入門』(ルイス前田著)の編集を担当後、自身もノマドワーカーの道を志し、5年勤めた出版社を退社。現在はカナダでワーホリ中。将来的には旅先で出会った人々を取材しながら世界一周することを視野に入れている。無類の酒好きで特に赤ワインには目がない。

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