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“全身刺青”の女性セクシービデオ監督を直撃。刺青が持つ“特殊な機能”と、作品作りに役立つ“豊富な経験”を語ってもらった

日刊SPA! / 2024年12月29日 15時54分

◆観ている人の“テンションが上がる”女優は…

――女優さんを選ぶとき、何を重視して選ぶのでしょうか。

鈴木リズ:『ヤリマンワゴン』の場合、“絡み”以前の女子同士のわちゃわちゃした雰囲気とか、ワゴンの中での男性との会話なども視聴者が楽しみにしてくれている部分だと思います。そのためには、ある程度オープンマインドで話してくれる女優さんを選ぶようにしています。何かを問いかけても短文の返答で終わってしまう人ではなく、きちんとコミュニケーションとして成り立たせる力を持っている女優さんだと、観ている人もテンションが上がるのでありがたいです。どんどん会話をリードして、話しすぎるくらいの女優さんがいいですね。

――企画を生み出すとき、大切にしていることは何でしょうか。

鈴木リズ:性にフォーカスした商品を作っているので、日常生活からインスピレーションを得ることは多いです。この仕事にかかわらずクリエイティブな仕事というのは同じだと思いますが、いわゆる勤め人のようにオン/オフがはっきりしておらず、どちらかといえばグラデーションに近いと思います。ふとした瞬間に心地良い言葉に出会ったりするので、必ずメモをするようにしています。

――仕事をするうえでのモチベーションを教えてください。

鈴木リズ:私が嬉しく感じる瞬間は、作品を多くの人が楽しんでくれたことがわかったときです。監督として、作って終わりではなく、きちんと商品を客観的に分析してもっと多くの人に視聴してもらえるようにしていきたいと思っています。可能な範囲で、携われることにはすべて携わりたいと考えているため、社内では営業も広報も兼ねているんです。また、配信先に掲載する作品の紹介文なども自分で書いています。どんな角度からも視聴者を楽しませられるようこれからも精進します。

=====

 どうすれば見る人を楽しませることができるか。生身の人間同士が画角のなかで激しく絡み合う熱気を作品に宿せるかどうかは、あらゆる条件が重なり合って決まるのだという。派手で明るく、奇抜ななかに鈴木さんの思慮がひときわ光る。

<取材・文/黒島暁生>

【黒島暁生】
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki

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