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稼いでいるのに「お金持ちになれない人」に共通している5つの特徴。“30代でFIRE達成”の経営者が解説

日刊SPA! / 2024年12月30日 8時51分

稼いでいるのに「お金持ちになれない人」に共通している5つの特徴。“30代でFIRE達成”の経営者が解説

写真はイメージです

 皆さん、こんにちは。メンタルトレーナーの三凛さとしです。私は20代の頃、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学びました。その後、不動産ビジネスで成功し、30代で一度FIREを達成。その体験などをもとに「人生を好転させるヒント」をSNSで発信しています。
 日刊SPA!では「ストレスなく生きていくための方法」をお伝えできればと思っております。連載第6回となる今回は「お金持ちになれない人に共通している5つの特徴」について、お話ししていきます。

◆ストレス発散のためにお金を使う

 お金がたまらない人に共通する特徴。そのひとつは、「ストレス発散のためにお金を使う」ことです。私自身も会社員時代、嫌な仕事でたまったストレスを発散するため、週末になると飲みに行ったり、欲しいものを衝動買いしたりしていました。結果、その繰り返しで貯金はゼロ。これでは何も進展しません。

 しかし、あるとき気付いたのです。「お金を使うこと」そのものが悪いのではなく、「何に使うか」が重要だということに。

 お金はエネルギーのようなもので、どこに投資するかで未来が決まります。資産形成に使えばお金が増え、ビジネスに使えば事業が成長します。一方で、無意識にストレス発散に使えば、ただ消えていくだけです。

 だからこそ、「自分が本当に大切にしたいもの」を見極め、そこに投資する必要があります。人生には仕事、家族、健康、趣味、美容、人間関係など多くの領域がありますが、人が心から優先できるのは多くても3つ程度です。私の場合、資産形成と仕事の成長、健康が最優先。そのため、自分の収入の8割を投資や事業投資、健康を強化するために使っています。

 お金の使い方とは、その人の価値観を映す鏡のようなもの。ストレスに費やすのではなく、自分にとって大切なものに使いましょう。あなたは何を大切にしたいですか? 

◆自分のお金の使い道の配分を決めていない

 お金持ちになるには、自分の持てるお金を最大限活用することが大切です。そのうえで重要なのが、投資の配分を決めること。かつてアメリカの億万長者を輩出したセミナーに参加した経験があるのですが、その際、「自分のお金の投資配分」を教えてもらったことがあります。

 その講師によれば、収入のうち50〜55%は生活費に費やしていい。残りの5%は寄付に。そして、10%は資産形成、10%は自分へのご褒美、10%は自分の教育に対して使えと言われます。そして、残りの10%は何かあったときの必要資金としてセーブする。これが理想的な配分だと教えられました。

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