「“義理の父親”と一緒にお風呂に入れば?」10歳のとき性的虐待を受けた女性。実の母親に打ち明けた結果…衝撃の一言
日刊SPA! / 2024年12月31日 15時53分
毒親被害者のumiさん
本来子どもの成長において、親の存在は必要不可欠。ただ、子どもに悪影響を及ぼす“毒親”と呼ばれる親もいる。この言葉は世間に浸透しつつあるが、実態を知るものはどれだけいるだろうか。
「暴力、教育虐待、性的虐待、経済的虐待……すべてのジャンルの虐待を、実父と継父から経験しました」と話す25歳女性のumiさんに、毒親被害を赤裸々に語ってもらった。前回、実父による痛ましい虐待の実情を伺った彼女に、今回は継父による虐待被害を聞いていく。
◆継父から受ける性的虐待
「母親が再婚した男性から性的虐待を受けていたのは、小学5年生から中学1年生までの3年間でした。その期間は本番も求められて……。記憶がある限りでは5回くらいかな。生理も始まった頃なので、『妊娠しちゃったらどうしよう』と怯える日々でした」
このことは自分でもショックが大きく、記憶があまりないと語る。
彼女が小学5年生のとき、母親が実の父と離婚。そして継父と再婚したのは翌年6年生のとき。しかし性暴力は、母親が実の父と離婚する前から始まっていたという。
「離婚する前、後に義理の父親となる人とすでに出会っていました。実の父と離婚していないのに『結婚を前提に子どもたちにもぜひ会いたい』とその方に言われたようで、わたしたちきょうだいも一緒に行くことになったんです。きょうだいは兄と弟ですが、唯一の女子である私にだけ明らかにデレデレしていて、気に入られているのがわかりました。その初対面の日、お母さんが『一緒にお風呂に入れば』と言い出して、断れずに入ることになってしまって……。その人は大きい会社で働いていたので、母は金銭的に余裕がある人と結婚したかったのだと思いますが、お風呂に入ることで私を差し出そうとしたのか、それとも本当にデリカシーがないのか、理解に苦しみます」
小学生とはいえ高学年を目前にした女の子は、否が応でも「女」であることを突き付けられる時期だ。平たかった胸がふくらみ始め、生理が始まり、肉付きも女性らしくなっていく。
身をもって「女」を自覚させられた彼女たちは、男性を区別し、たとえこれまで関係がよかった父親でさえ、言いえぬやり場のない感情を持つこともしばしばだ。
「母親が離婚する前の継父とのエピソードはまだあります。新居に引っ越そうとお家の内見をしている最中、みんなが見ていないところで胸を触られたりもしました。泊まりに行ったときは、胸を1時間以上触られたこともあって……。本当に怖くて、気持ち悪くて、嫌でした」
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