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「一方通行の道で逆走する」80代老人のせいで渋滞に…“作業服姿の男性”がとった行動に心の中で拍手

日刊SPA! / 2025年1月13日 8時54分

「一方通行の道で逆走する」80代老人のせいで渋滞に…“作業服姿の男性”がとった行動に心の中で拍手

※画像はイメージです

 最近、ニュースで頻繁に取り上げられている車の逆走。SNSやYouTubeでも多くの映像がアップされているが、逆走してしまった車両の運転手の大半は高齢者だと言われている。
 会社員の津山雅之さん(仮名・35歳)も勤務先の工場から車で帰宅途中、一方通行の道路で逆走車に遭遇した経験を持つという。

◆逆走しているからバックしてほしいと伝えたが…

「今から5年ほど前のことです。住宅街にある道路が自宅への近道だったため、帰宅時はいつもそのルートを通っていました。一方通行で本来は対向車は来ないのですが、その日は白い軽トラがこっちに近づいてくるのが見えました」

 軽トラックはバックすることも一時停止することもなく、そのまま前進。途中には十字路があり、曲がって退避してくれると思っていたが、そのまま直進してきたのだ。

 ちなみに細い道だったので一方通行でなかったとしても車がすれ違うのは困難。軽トラックはその道路の法定速度(30キロ)以下のノロノロ運転だったが、このままだと正面衝突は避けられない。そこで自身が先に車をいったん停車させる。

「結局、5メートルほどの距離まで来たところで軽トラも停まりました。接近してきた時点で相手のドライバーが80代の年配男性だとわかったため、逆走していることに気づいていなかったのだろうとこの時点でなんとなく察しました。

 そこで相手の方に逆走していることを伝えに行こうと思ったんです」

 だが、軽トラックの運転席側のドア越しに話しかけても一瞬チラ見しただけ。まったく目を合わせようともしなかった。

 さすがにこの態度にイラっとしたが、高齢者なので耳が遠い可能性もある。だから、決して感情的にならないように心がけ、あくまで冷静に話すように努めたそうだ。

◆後続車のドライバーが怒鳴ったことでようやく理解した年配男性

「繰り返し逆走していること、一方通行なのでバックしてほしい旨を伝え、2回目に言った際には大きめの声で話しました。まあ、相手はうんともすんとも言わなかったので不安でしたが、案の定、自分の車に戻っても軽トラックがバックする気配はありませんでした」

 平静を装うとしたが苛立ちは隠せず、クラクションを鳴らしてしまう。それでも住宅街の通りであったので「プッ、プッ!!」と軽く鳴らした程度だったが、それでも反応はなし。ここまで来るとイライラを通り越し、どうすればいいのか途方に暮れ始めていたとか。

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