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「時速200kmで爆走」自慢する動画まで…在日外国人の危険運転、背景に日本の“緩すぎる”制度も

日刊SPA! / 2025年1月14日 8時53分

「時速200kmで爆走」自慢する動画まで…在日外国人の危険運転、背景に日本の“緩すぎる”制度も

週末の大黒PAには、外国人がごった返している

 日本で車を運転する外国人の増加に伴い、さまざまな問題が起きている。交通習慣や規則の違いや、免許証切り替え手続き簡易化によって事故が誘発されているのだ。当事者たちの認識と実態に迫った。
◆「業者の予想問題で楽勝」簡単に外免切替ができる

 在日外国人による危険運転が近年、相次いでいる。2024年9月には埼玉県で中国籍の18歳男性が一方通行の道路を逆走し、日本人一人が死亡、12月には広島県でフィリピン国籍の男性が飲酒運転をしたとして逮捕、轢き逃げの疑いがあると報じられた。

 こうした事態の背景には、外国の運転免許証を日本の免許証に切り替える「外免切替」の緩さが関連している。試験が簡単なうえ、免許証の住所がホテルや知人の住所でも可能で、観光ビザでも取得できてしまうのだ。日本の交通ルールをすべて理解している必要もない。

 外免切替を行った中国人の李さん(39歳)は話す。

「全10問の筆記試験と実技試験がありますが、仲介業者が予想問題をくれるので筆記試験は簡単でした。ただ、この前は一般道を逆走してしまってビックリしましたね。中国は日本とは逆で右側通行なので、たまにそうなってしまうんですよね」

 大型免許を切り替えた韓国人の朴さん(36歳)は、「正直、日本の交通ルールはよく知らない」と話す。

「仕事で乗ったとき、日本人の同僚が助手席に乗ってくれたからよかったものの、私だけだとたぶん無理です。だけど職場からは『次から一人で運転してね』などと言われて不安しかない。同僚が同乗したときですらぶつかりそうになったのですから」

◆公共の道路ではなく、レジャースポット感覚か

 中国人の友人を持つ日本人のAさんは、こう語る。

「友人がよくSNSにドライブ動画を投稿しているのですが、制限速度を大幅にオーバーしていたり、ペットの犬と遊びながら運転している。先日は深夜の首都高をドライブする動画を投稿していたんですが、高速の路肩に車を停めて夜景を自撮りしていた。さすがに危ないと思って注意したら、『交通量も少ないしちゃんと周りを確認したから大丈夫』と言われました。高速道路での路肩停車は禁止されているはずなのですが……」

 神奈川県の大黒PAでは、欧米、アジア、中東、アフリカなどさまざまな国籍の外国人カーマニアが集結していた。

 彼らはひとしきり自分の車のお披露目を済ませた後、エンジンを全開にし猛スピードで首都高に吸い込まれていった。その姿は、明らかにPAの速度制限80kmを超えているように見えた。

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