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30代女性漫画家が、独身の男友達に片っ端からプロポーズした理由「父親の会社が倒産し、借金が1000万あり…」<漫画>

日刊SPA! / 2025年1月16日 15時53分

◆借金返済のせいで、ワーカホリックになっていた時期も

――作品では、借金返済に向けて家族で動き出す描写に希望を持てました。ご両親の近況を教えてください。

磋藤にゅすけ:父は警備員、母はお弁当屋の調理スタッフをしていて、借金を返しながら生活ができるほどの収入を得られています。粛々と仕事をしながらも、運動の時間もしっかり確保するなど、健康にも気を遣ってくれているので安心です。

――にゅすけさんの近況はいかがでしょうか?

磋藤にゅすけ:ありがたいことに、あのころよりはお仕事が増え、収入もアップしています。

デフォルメのようなタッチだけでなく、高い頭身の絵柄でも描くようになったことは、当時の自分と違うところかもしれません。サスペンスや恋愛ものなど、幅広いジャンルの作品を任せてもらえるようになりました。

ただ、やはり借金返済が頭にあるのか、売上のことばかりを気にしてしまい、少しワーカホリック状態になっていた時期があったんですよね。見かねた担当編集から「恋愛をして仕事以外のことを考えた方がいい」と言われて、作品内でもしていた婚活へ再度チャレンジしてみることにしました。

◆お相手は、“ガチ”なサブカルコレクター

――よろしければ、婚活の状況も教えてください。

磋藤にゅすけ:実は現在、お相手ができまして。

ただ……とんでもない逸材を掘り当ててしまったようで、普通の恋愛とはまた違った体験ができる気がしてならないんです。『ゲゲゲの鬼太郎』とか『ドラえもん』のグッズ集めが好きなサブカルコレクターなのですが、様子が“ガチ”なんですよね。

漫画の館・コレクションの館など、複数の趣味の家をもっていて、どう考えてもスケールが違うんですよ。このあたりはエッセイにしていくつもりなので、楽しみに待っていてほしいです。

◆キスの味は「ホタルイカ」

――コロナ禍でも婚活をしていましたが、そのときとの違いは?

磋藤にゅすけ:当時は、実家が無くなるピンチから抜け出すため、仕方なくマッチングアプリをしているという感じでした。ただ、焦りの感情からか、バカになっていたことは認めます。

メッセージをやり取りしている段階で「もう付き合っちゃおうよ!」と言われたときも「マッチングアプリってそんなものなのか……」と思い受け入れたことがありました。

そのまま相手の自宅に招待され、ホイホイと向かうネジが飛んでいた私。どうやらお魚屋さんを営んでいたようで、ものすごく豪華で美味しい刺身盛りをごちそうしてくれました。

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