特殊清掃員が明かす、“孤独死”現場に共通している3つの特徴
日刊SPA! / 2025年1月19日 8時54分
◆「俺と同じだ」心当たりがある人は要注意
鈴木氏もワンルームの部屋に住んでいた頃は、ベッドの上だけで完結する生活を送っていたようだ。
「六畳の家に住んでいたのに、いつでも寝転がれるようにダブルベッドを買って生活していたんです。風呂とトイレの時しか立ち上がらないみたいな。料理もまったくしなくなって、コンビニ弁当ばかり食べていました。でも、多くの孤独死現場を見ているうちに『俺の部屋と同じだ……』と気づいて改善するよう努力しました」
狭いワンルームの部屋に住んでいても、おすすめの暮らし方があるという。
「ワンルームに住んでいる方は、ベッドではなく布団にしたほうがいいと思います。朝起きたらたたんで収納する癖をつけるのが大事です。きちんとテーブルの上で食べるとか。個人的にはミニマリストな暮らしがいいかと思います。狭い部屋でも邪魔にならない家具とか、なるべく狭い部屋を広く使う意識を持つことが大切だと思います。すると部屋が散らかりにくくなる。あとは、とにかく自分を律することができるようになると、孤独死のリスクは減るのかもしれません」
<取材・文/山崎尚哉>
【特殊清掃王すーさん】
(公社)日本ペストコントロール協会認証技能師。1992年、東京都大田区生まれ。地元の進学校を卒業後、様々な業種を経験し、孤独死・災害現場復旧のリーディングカンパニーである「ブルークリーン」の創業に参画。これまで官公庁から五つ星ホテルまで、さまざまな取引先から依頼を受け、現場作業を実施した経験を基に、YouTubeチャンネル「BLUE CLEAN【公式】」にて特殊清掃現場のリアルを配信中!趣味はプロレス観戦
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