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覚せい剤で逮捕されたセクシー女優が“薬物の怖さ”を語る。「言動がおかしくなって…『日本の大統領になる』と言ってた」

日刊SPA! / 2025年1月21日 15時54分

……あ、反社会的勢力の方々がお客さんとして買いに来るフリをして、ケツ持ち代を要求してきたことはありました。

――いわゆる「反社」の人ですか。

合沢:はい。ただ私としては、別に従う理由もないんで、のらりくらりと聞いていたんですけどね。2人に5時間くらい連れ回されました、歌舞伎町の喫茶店を転々と。1か所にずっといると監禁になっちゃうらしいんで、ちょこちょこ移動するんですよ。

――なるほど。でもそのまま、のらりくらりし続けるわけにもいきませんよね。

合沢:結局「いくらなんですか?」って聞いたら「3万円でいい」と言われて。たった3万円で大手を振って商売できるなら別にいいか、と思って払いました。

◆薬の売人は強盗に狙われる危険性が高い

――そう考えると良心的……いや、良心的なわけではないんですけれども。

合沢:私も「自分は女だから、そんなにひどいことはされないだろう」と、ちょっと甘く見ていた部分はありますね。

男性の場合、連れ去られて縛られたまま、腕にカミソリで何本も切り傷を入れられて、言うことを聞かないとだんだん深く切られていって……みたいな話を聞いたことがあります。あくまでもウワサですけど。

――薬物を使う、使わない以外のところにも、売人になるとさまざまな危険があるわけですね。

合沢:今の時代だと、売人は「お金を持ってるだろう」とトクリュウ(闇バイトで有名になった「匿名・流動型犯罪グループ」)に狙われる可能性もありますね。私自身も逮捕されたとき、刑事さんに「よく無事だったね」と言われました。

昔から薬の売人を狙った強盗って、よくあるみたいなんですよ。盗られても、薬を売って作ったお金だから、警察にも言えないから。

――やっぱり売人は、自宅に現金を置いておくことが多いんですか?

合沢:半分は銀行に預けていましたけれど、私はホテル暮らしだったのでホテルに保管していました。銀行に多額の預金があると、怪しまれるんじゃないかって不安で。

冷静に考えれば、預金額なんて理由もなく調べられないんでしょうけど、薬をやっているとそういう不安感がいつも心のどこかにあるんですよね。後ろめたいことをやっている、という気持ちがあるからかもしれません。

◆身の回りの人も覚せい剤に手を出しているかもしれない

――一般層に覚せい剤が広まっていると感じたのは、サラリーマンや主婦などが購入しに来たからですか。

合沢:はい。あとはフリーターや学生、風俗嬢にホスト。経営コンサルタントや芸能人などもいましたが、普通の人が中心でした。

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