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58歳元衆院議員、12歳女子中学生への「不同意性交」裁判。カラオケ店での“生々しい犯行”が明らかに

日刊SPA! / 2025年1月22日 8時52分

58歳元衆院議員、12歳女子中学生への「不同意性交」裁判。カラオケ店での“生々しい犯行”が明らかに

2017年5月、国会で討論する椎木保氏  写真/産経新聞社

 東京・歌舞伎町のカラオケ店で、当時12歳の女子中学生に性的な暴行を加えたとする不同意性交の罪に問われた、元衆院議員の椎木保被告人(58)の第2回公判が、2024年12月24日に東京地裁(村田千香子裁判長)で開かれた。
 被告人は、会社員を経て、茨城県の公立学校と私立学校の教員として勤務。その後、2012年の衆院選で千葉13区に日本維新の会から立候補し、小選挙区では敗れたものの比例復活するなどして2期務めた。

 法廷で見せた、げっそりとやせ細った姿には、国会議事堂の本会議場の壇上で「子どもの権利」について雄弁に語っていた、あの時の血がたぎる面影はなかった。教員として子供に真剣に向き合っていたはずなのだが……。

◆法廷に現れた被告人の変貌

 被告人は犯行当時、会社員として働いていた。歌舞伎町の『新宿東宝ビル』の横、俗にいう「トー横」付近のとあるカラオケ店の一室。安い利用料金が魅力的なチェーン店だけあって、この日も多くの若者がカラオケを楽しんでいた。そんな中、被告人は卑劣な犯行に及んだとされている。

 2024年12月5日、東京地裁で初公判が開かれた。拘置所の職員らに連れられて法廷に現れた被告人は、傍聴席を一瞥すると被告人席へと座った。上下灰色のスウェット姿に、白髪交じりの薄くなった頭髪、議員だった頃の写真とは明らかに変わっていた。

 起訴状によると、被告人は2024年8月20日午後6時33分から同58分までの間に、東京都新宿区歌舞伎町にあるカラオケ店の一室で、被害少女Aさん(当時12歳)に性的暴行を加えたとされている。罪状認否で、被告人は「間違いございません」と起訴内容を認めた。

◆犯行までの足取りも明らかに

 検察側の冒頭陳述などで犯行の詳細が明らかとなった。被告人によると、歌舞伎町には、犯行当時勤めていた会社が歌舞伎町に飲食店を出店しようと計画しており、調査のために訪れたという。

 そんななか、被告人は犯行当日の8月20日の夕方ころ、少女と性交をする目的で、東京・歌舞伎町の「トー横」周辺でAさんに声をかけた。声かけに応じたAさんは、被告人と一緒にゲームセンター行ったりや食事をするなどしたところで、被告人は性交を持ちかけたという。

 午後6時21分ころに犯行現場となったカラオケ店に入店。同25分ころには、カラオケルームに入り、犯行に及んだとされている。

 その後、同店の従業員が店内を巡回していたところ、カラオケルームのドアにある窓から、被告人が裸のAさんにまたがっているのを確認。店長に報告し、犯行が発覚した。

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