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「5人の妻と共同生活」“勝手に一夫多妻”を実践する42歳男性の価値観「『養ってください』というDMが、月に何十件も…」

日刊SPA! / 2025年1月24日 8時54分

こういう話って、よく聞きますよね。日本では宗教上でも法律上の縛りもあまりないから、自由に離婚して、再婚して、再婚相手との子どもを割と簡単に産めるんです。これって奥さんや旦那さんがスライドしているだけじゃないですか。つまり、時間差の“多夫多妻”なんです。

やっぱり女性は本能的に新しいパートナーの子どもを産みたい、つまり別の男性との子どもを産みたい、という欲があるんじゃないのかなと思ってます」

「もちろん産まない選択肢をする女性も差別をするつもりはないし、気持ちもわかりますけど……」と断った上で、長原さんは続けた。

「僕が一夫多妻を続けているのは、日本は子どもを増やさなきゃいけないと考えているのもあります。なぜなら、少子化が進むと税収が下がって、移民を受け入れるしかないわけですよね。これって経済の縮小や社会保障制度の崩壊に繋がる、深刻な問題なんです。

だから、高齢者にばらまいているお金を、今すぐ子どもに向けるべきなんです。子どもが生まれたら一律2000万円~3000万円を配ってもいいくらい。その時は政府の懐が痛んでも、その子が生涯3億円稼いでくれれば、1億円の税収になりますよね。5000万円くらい福祉にお金がかかったとしても、子どもはじゃんじゃん生まれるべきなんです」

自身の将来について尋ねると、 「自分が表に出ないようにして、静かに暮らしたい」 と話す。

「僕はどんなに頑張っても、年間10億円しか稼げません。経費と税金を引くと、年間で貯金できるのは2億円くらい。20年働いても40億円にしかなりません。それなら、遊びながら年間1億円~2億円だけ稼いで、家族との時間を大切にしたいですね」

限界までお金を稼ぐ、という超富裕層から連想される価値観とは異なる。「歴史に名を残す」という目標もないのだろうか。

「ありません。僕の名前を残すとか、銅像を建てるとか、全く興味がないですね。お墓すら家族には『建てなくていいよ』と言っています。子孫にまで迷惑かけたくないですしね。

頭の片隅で、ふとした瞬間に『あぁ。昔、こういうおじいちゃんがいたな』と思い出してくれれば十分です。そもそも、お墓参りの時にしか思い出せないなんて、おかしいですよ(笑)」

――残したいのは、お金でも名声でもなく、家族との温かい思い出。彼の価値観は、私たちに多くの問いを投げかける。

<取材・文/綾部まと>

【綾部まと】
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother

―[超富裕層の生活]―

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