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鈴木みのる、“新日”若手時代から変わらないストロングスタイル「僕が話を聞いたのは、藤原さんと猪木さんだけ」

日刊SPA! / 2025年1月25日 8時52分

樋口:海外でもこういう素材のものは見つけやすいんですね。欧米ではベジタリアンの人も多いでしょうから。

鈴木:多いですね。まあ向こうの普通の食事に合わせていると、よくいる、ケツの幅が1.5メートルぐらいあるオバチャンみたいになっちゃいますからね。あれは民族性とかじゃなくて、絶対食事のせいですよ。だって同じ大きさのアイスクリームでも、日本の3倍の砂糖が入ってるって言いますからね。

樋口:聞きますね。日本から移住した人がアジア的な食材が手に入りにくく、普通に食事しているだけでどんどん太っていったという話を聞きます。

鈴木:だから、アメリカの食事は何を食ってもおいしいんですよ。脂も多いし砂糖も多くて、味が濃いから。

樋口:昔、スタン・ハンセンが来日時に地方大会での試合を終えて、晩ご飯を食べようと1人でお店に入ったら、テキサスのアマリロで修行を共にしたジャンボ鶴田さんがやっぱり1人で食べていたというエピソードがあって。まるでロードムービーだなと思ったんですが、鈴木選手もそんなエピソードがありますか?

鈴木:いつもそんな感じですからね。でも以前、グループでやっていた時……。

樋口:新日本プロレスに参戦していた頃の「鈴木軍」ですね。

鈴木:あの頃はそのメンバーで行動することが多かったんですよ。海外の選手もいたので、コミュニケーションを取るのに酒を飲んだりメシを食ったりというのが一番よかったんです。だから試合が終わるたびに居酒屋に連れて行ってワーッと頼んで、みんなでワーッと飲み食いするっていう。その時は好きなもの食べてましたけど。

樋口:なるほど。しかし新日本プロレスで鈴木選手が残した爪痕は今でも……。

鈴木:爪痕とか関係ないっすよ。プロレスラーでもよく「爪痕残してやる」って言うヤツがいるんですけど、それって、やる側が言うことじゃないんですよ。あくまで見てくれた人たちが思うことで。今の若いプロレスラーは「プロレスファン」が多いんですよね。

◆話を聞いたのは、藤原喜明とアントニオ猪木だけ

樋口:鈴木選手も最初はプロレスファンだったのでは?

鈴木:中学生まではそうでしたよ。でも中学の時にプロレスラーになれなくて、高校からレスリングを始めた時点で、ファンではなくなりました。全部「倒す相手」になったので。

樋口:それだけ意識が高かったんですね。

鈴木:僕が最初に思ったのは、「どうやったら猪木をまたげるかな」「どうやったら藤波(辰爾)を倒せるかな」ということでしたから。だから新日本プロレスに入門した時も、誰に何を言われても、一切聞いてませんでした。

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