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鈴木みのる、“新日”若手時代から変わらないストロングスタイル「僕が話を聞いたのは、藤原さんと猪木さんだけ」

日刊SPA! / 2025年1月25日 8時52分

樋口:ハハハハ!

鈴木:「お前、スクワットする時にカカトが着いてねえじゃねえか!」とか言われても「俺はお前みたいになりたいわけじぇねえ! ぶっ倒す!」としか思ってなかったですから。僕が話を聞いたのは、一から十まで面倒をみてくれた藤原喜明さんとアントニオ猪木さんだけですね。

樋口:やはりそのお二人は特別なんですね。そこから幾つも高い山を越えて、今や海外で大人気なんだから凄い話です。

鈴木:フリーだから、海外のプロモーターとの交渉も全部自分でやってますよ。Google翻訳を駆使してメールを書いて(笑)。あれだけ勉強が嫌いだった僕が、英単語を覚えてますからね(笑)。

樋口:でもどこの国に行っても、どんな大きな会場でも、鈴木選手が登場すると物凄くお客さんが沸いて、リングインする時は中村あゆみさんのテーマ曲に乗って「風になれ~」の大合唱ですね。

鈴木:どこの国であろうと、日本のどこの地方であろうと、やることは一緒ですから。それで、鈴木みのるを呼べば何人のお客が来て、いくら儲かって、どれだけ商品が売れて、だから凄え!って、僕はそれでお金をもらってるんで。それが全てじゃないですかね。フリーはお金が評価ですから。こういう風に言えるようになったあたり、成長したなと思いますね。

◆自分で着たいものを作って売っている

樋口:そして今回の取材は鈴木選手ご自身のお店「PILEDRIVERHARAJUKU」に伺っています。現役プロレスラーがこういうお店を出すのは珍しいと思うんですが。

鈴木:もともと、絵を描いたりものを作ったりするのは好きなんですよ。それで会場で売る商品も自分でデザインしていて、最初はネット通販で売ってたんです。でも倉庫で在庫を抱えるぐらいなら、店舗で売るのも変わらないかと思って。いろいろ縁があって、この原宿の店舗を出すことになりました。今年でちょうど10周年になるんですけどね。

樋口:販売されている商品も、いかにもプロレス・グッズという感じじゃなくてカッコいいです。

鈴木:「プロレスラー鈴木みのるのキャラクター商品」じゃなくて、「自分が着たいもの」「自分が身につけたいもの」を作って売っているだけなので。

樋口:お昼ごはんはここで食べることが多いんですか?

鈴木:試合とか仕事がない時はできるだけ店に出ていて、14時開店なので、それぐらいの時間に来てこの事務所スペースで食べることが多いですね。ここ(食べている場所)も本当は作業机なんですけど、エアコンの吹き出し口の下になるので、ここがちょうどいいんです(笑)。

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