現役ホステスが見た、夜の街で横行する“上納システム”の実態。「イヤだ」と泣く女性を無理矢理…
日刊SPA! / 2025年1月26日 15時53分
大阪・北新地などのキャバクラを経て、現在は銀座のクラブにホステスとして勤める筆者(36歳)
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。「年金高いな〜」とゲンナリする一方で、年金受給者からのお布施(飲み代)でもって生活している私って勝ち組なんじゃないかとたまに思ったりもする今日この頃です。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。
◆夜の街では“上納システム”が常態化
いま、一連の報道で取りざたされている“上納システム”、いわゆるピンク接待ですが、夜の街でも常態化しているのは言わずと知れたこと。
バカスカとシャンパンを飲んでお店の売上を支えてくれる太いお客様には、あーんなことやこーんなことができる女の子があてがわれる、というわけです。悪代官が「よいではないか」と囁いて、帯をくるくるとほどき、頬を赤らめた女性が「あ〜れ〜」となるアレです。
ここであてがわれる女の子ですが、女の子自らが志願する場合を除いて、ほとんどはママのひと声で決まります。とはいえ、志願兵はそうそういません。となれば、ママに「行け」と背中を蹴られる形で、いわば強制的に……というわけです。
今回は「夜の街で横行する上納システムの実態」について解説してみたいと思います。
◆お爺ちゃんの武勇伝
これは大阪・北新地のとあるクラブに勤務していた頃のお話です。週5日、毎日欠かさず飲み歩き、1軒のお店に滞在する時間はせいぜい45分と短く、それでいて「シャンパンでもワインでも好きなものを飲め」と気前のいいお爺ちゃんがいました。今からもう10年以上も昔の話になりますが、当時ですでに80歳を超える後期高齢者であったと記憶しています。
そんな彼が酔っていい気分になると時々ですが、某クラブの帯くるくる要員と思われるホステスとハワイ旅行をした際の話を聞かせてくれました。
当然ながらお爺ちゃんはダブルルームを予約しており、ハワイでゴルフや食事を楽しんだ後は、お部屋でその彼女と事に及びました。
覚悟を決めてハワイくんだりまで来てはみたものの、ブヨブヨに太った汚い裸体を目の当たりにしてイヤになったのか、はたまたはなからそういうつもりはなかったのか、彼女は「イヤだ」と泣いたそうです。
◆「イヤだ」と泣く彼女を無理矢理
さて、お爺ちゃんですが「イヤだ」と泣かれた程度ではひるみません。無理矢理ひん剥いてやった、という話を悪びれる様子もなく、むしろ自慢気に話して聞かせてくれました。
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