どれが「鯛(タイ)」か分かりますか?今さら聞けない「刺身の種類」の見分け方――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2025年2月1日 15時44分
右上:タイ、右下:イサキ、左上:スズキ、左下:ヒラメ
居酒屋で刺身の盛り合わせを頼んだ場合、店員から「どれがなんの魚か」をざっと説明されるはずだ。しかし、覚えているのは序盤のうちで、徐々に自分がどの魚を食べているのか怪しくなってくることはなかろうか。いっぱしの大人であれば、「これはイサキで、それはタイだね。今の季節は脂がのって最高!」といった会話をしてみたい。そこで、本記事では専門家に聞いた「刺身を見分ける方法」を紹介する。(※初公開2024年7月29日 記事は取材時の状況)
◆刺身の魚種を見分けるコツは?
刺身はなじみ深い料理だが、「魚種」を正確に識別できる人は多くないかもしれない。特に、白身魚(身の白い魚)や青魚(背の青い魚)は、切り身になると非常に似ているものがある。とはいえ、魚が違えば、血合いの入り方や脂ののり、時期なども異なるはずだ。
そういうことなら! と、羽田市場の創業者・社長の野本良平氏が思い当たった。
野本氏は外食産業などで経験を積んだ後、2014年に羽田市場を創業。鮮魚の独自流通システムを構築し、朝に漁獲された鮮魚をその日のうちに空輸する「超速鮮魚」というビジネスモデルで注目を集めている人物だ。なんといっても自ら漁船を操業し、本気で魚を狙い続ける釣り人であるのも最高だ。事業を起こし社長となった野本氏は今も板場に立ち、寿司も握る。
「ととけん」(日本さかな検定)1級を持っているのも、野本氏の知識が信頼に値する証左である。ととけんは、魚に関する知識を、魚の生態から調理法、流通まで幅広く問うものだ。最難関の1級合格者は、トップクラスのエキスパートであることを意味する。
◆タイ、イサキ、スズキ、ヒラメの判別
銀座の喧騒から離れたエリアに位置する「羽田市場銀座直売店」で、野本氏に会った。さっそく用意してもらったのが、白身魚の盛り合わせ。
魚は見た目や栄養の特徴などにより、慣習的に「白身魚」「赤身魚」「青魚」と分類されることがある。その中で、白身魚は総じて脂肪分が少なめで、繊細で上品な味わいであるのが特徴だ。どれも似ていて、判別はとっても難しい!
当然のことながら、野本氏の判別は“100発100中”である。判別ポイントを教えてもらいざっくりとまとめると、以下のようになる。季節ごとの変動、年齢や分布地などによる個体差、調理方法や部位による見た目の差異はあるが、以下を覚えておくと良いだろう。
タイ:ごく淡いピンク系の白色。
イサキ:血合いは鮮やかな赤色をしている。
スズキ:マダイなどと比べて筋が少なめ。
ヒラメ:透明感がある。薄切りで提供されることが多い。
この記事に関連するニュース
-
「近畿大学水産研究所 大阪・関西万博 ウォータープラザ店」 提供メニューと予約受付開始日が決定!
@Press / 2025年1月31日 16時30分
-
安くて新鮮「ご当地サーモン」海外産の高騰で脚光、全国で急増“陸のサーモン” 鉄道会社・テレビ局も参入【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月30日 21時46分
-
寒空のもと、海へ漕ぎだしカヤックフィッシング! カンパチと炙ったイトヨリダイで柚子風味の「カルパッチョ」を作ってみた
ニコニコニュース / 2025年1月15日 11時0分
-
「4種類のマグロ」、どれが“値段が高い”か分かりますか?プロに聞く「マグロ」の見分け方
日刊SPA! / 2025年1月11日 15時54分
-
五島列島で3日間ぶっ通しでモンスター級のヒラマサと死闘!【フィッシングDAYS】1月11日(土)放送!
PR TIMES / 2025年1月10日 14時45分
ランキング
-
1「五十肩」を最もスムーズに改善する方法…じっと安静はダメ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分
-
2「那智の滝」で滝つぼ凍る 和歌山の世界遺産、白く雪化粧
共同通信 / 2025年2月5日 10時26分
-
3今年も大量廃棄「ご利益なんてない」売れ残った恵方巻きに疑問噴出、米不足も批判に拍車
週刊女性PRIME / 2025年2月5日 8時0分
-
4函館のラブホテル社長が語る“ラブホ経営”の難しさ。「2日間部屋が使用できない」困った用途とは
日刊SPA! / 2025年2月3日 15時51分
-
524年10~12月期「中古パソコン」の平均販売価格、7四半期ぶり高水準…“中古スマホ価格は低迷”の理由
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年2月5日 7時15分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください