年収700万円の妻47歳を“支えるほうがトク”と、平日の家事・育児をほぼ全部する夫450万円の51歳「係長への昇進は断りました」
日刊SPA! / 2025年2月3日 15時45分
年収上妻の57.4%が年収600万円以上
そのうち35.2%が年収1000万円以上
Q1.妻の年収が上がった理由は?
昇進・昇給 49%
高い専門性 17%
転職した 12%
資格を取得した 8%
起業した 4%
副業・複業 2%
その他 8%
「女性の大学への進学率が高まり、働かないと損という意識が醸成されたのと、女性の管理職の割合や就業率を高めたい企業のニーズとが合致した」(山口氏)
Q2.妻の年収増をバックアップする理由は?
将来性がある 30.4%
昇進・昇給が早い 24.4%
自分に余裕が欲しかった 11.0%
自分に昇進する気がなかった 10.0%
キャリアアップの希望がある 9.4%
家計のため 8.0%
その他 6.8%
「妻の仕事の将来性の高さ」や「昇進・昇給が早かった」が半数以上を占めた。「女性活躍推進という社会の波に乗り、世帯年収を上げていこうと考える戦略的な夫婦も増えています」(働き方評論家・常見陽平氏)
Q3.妻の年収アップに何で貢献していますか?(複数回答可)
家事 65.6%
子育て 37.2%
妻の仕事のサポート 13.5%
<妻の仕事のサポートの内訳>
営業 3.4%
マネジメント 2.5%
仕事を紹介 2.2%
雑務処理 5.4%
「手を取り合って家庭を育むという世界観が共有され、夫も積極的に取り組める」と常見氏が指摘する通り、家事・子育ての面で貢献している夫は多いが、「妻の仕事のサポート」と直接的に貢献している夫も約1割に
Q4.家事分担の割合は?
最も多いのは「夫5:妻5」が23%
「収入の多寡で決めると、夫婦関係に亀裂が入る恐れも」(常見氏)
※アンケートは、SPA!が「自分より妻の年収のほうが高い」30~59歳の既婚男性500人を対象にインターネット調査を実施(期間は’24年7月25~30日)
【経済学者 山口慎太郎氏】
「家族の経済学」と「労働経済学」を専門とする東京大学経済学部教授。著書に『「家族の幸せ」の経済学』(光文社新書)など
【働き方評論家 常見陽平氏】
労働社会学を専攻とする千葉商科大学国際教養学部准教授。多様な視点で働き方事情を分析する人材コンサルタントとしても活躍する
取材・文/週刊SPA!編集部
―[[夫婦で稼ぐ]の新常識]―
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