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凍結した路面で“あおり運転”してきたSUVに天罰。パトカーと救急車、レッカー車が来る事態に…

日刊SPA! / 2025年2月3日 8時53分

凍結した路面で“あおり運転”してきたSUVに天罰。パトカーと救急車、レッカー車が来る事態に…

※写真はイメージです

 ニュースなどで頻繁に取り上げられる「あおり運転」。被害者の精神的苦痛は深刻であり、トラウマにもなりかねない。
 自動車損害保険を扱うチューリッヒ保険の『2024年あおり運転実態調査』によれば、あおり運転をされたことがあるドライバーは72.5%であった。2023年の53.5%よりも大幅に上昇し、半年間でも24.1%と多くのドライバーがあおり運転に遭遇していることがわかった。

 今回は、危険な運転が原因で事故につながったという2人のエピソードを紹介する。

◆道を譲ろうと停車したが…

 会社帰りに夜の山道を走っていた砂村陽さん(仮名・40代)。街灯はほぼなく、小動物が急に飛び出してくることもある道だという。

「峠の山道が曲がっているため、前方からの車や横道からの飛び出しにも警戒していました」

 すると突然、横道から1台の車が現れたそうだ。

「私は視界を確保するためにハイビームをつけていたのですが、少し遅れてロービームに切り替えました。相手の車の邪魔にならないように配慮して運転していたつもりなのですが、私の車の後方に来たと思いきや、やたらと車間距離を詰めてきたんです」

 もしかして、これが“あおり運転”?
 
 だが、「下り坂だからすぐに追いついてしまうのだろう……」。砂村さんは自分の勘違いかもしれないと思い、気にしないようにしていた。しかし、相手は執拗に車間距離を詰めてきたという。

「私は、『スピードが遅いのが気に食わないのかな?』と思ったので、速度を上げてみました。それでも、その車はあおり続けてきたんです」

 これ以上スピードを上げることは危険だと判断した砂村さん。安全に停車できる場所を探しながら走り続けていた。やがて、大型車同士がすれ違えるような道幅の広い通りに差しかかり、ウィンカーを出して停車したのだが……。

「ハザードランプをつけ、相手に道を譲ろうと考えました。これであおり運転も収まるだろうと思ったんです」

◆「ハイビームがうぜぇんだよ!」

 しかし、相手の車も停車したという。エンジン音が近くに聞こえて、さらに異様な雰囲気が漂っていたそうだ。

「何をしたいのかわからないまま、私は少しだけ窓を開け様子をうかがいました」

 すると、1人の男性が車から降りてきたという。

「険しい表情で私のほうに向かってきました。その態度には怒りが見え隠れしていて、恐怖感しかありませんでした」

 男性は砂村さんの車に近づき、声を張り上げたのだとか。

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