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「チョコくれー!」で降格の危機に。「それってハラスメントですよ」職場で“冗談のつもりの一言”が招いた悲劇

日刊SPA! / 2025年2月5日 15時51分

 バレンタインデーが近づくと、職場では様々な思惑が交錯する。本命チョコを期待する男性もいれば、義理チョコの習慣に頭を悩ませている女性も……。そんななか、職場での「チョコくれー!」という何気ない一言が招いたトラブルを紹介する。
◆何気ない一言に「遠回しなアプローチかな(笑)」

「とんでもないことになりました」

 大手不動産会社に勤める奥沢淳さん(34歳・仮名)は、爽やかな容姿とコミュニケーション能力の高さで知られる営業マンだ。そんな彼が、軽い気持ちで発した言葉が思わぬ方向に転がっていった。

「来月バレンタインだし『チョコくれー!』って、女子社員たちに話してたんです。もちろん冗談。かなり軽いノリで」

 多くの社員は軽く流す程度だったが、唯一、反応が違った女性がいた。自称サバサバ系の同期だ。「え、マジでチョコ欲しいの?」という彼女に、奥沢さんは「え? あ、うん。誰もくれねぇしなぁ!」と返した。

 すると、彼女は「ふーん」と言いながら微笑んだという。この何気ないやり取りが、予想外の展開を見せる。

 なんとバレンタインの1週間前、彼女が部署内で「奥沢にチョコせがまれててさ(笑)」と言いふらしていたのだ。

「飲んでいたコーヒーを軽く吹きましたよ。『奥沢の遠回しなアプローチかな』とか言ってたらしいので」

◆彼女から「二股してる?」

 じつは、奥沢さんは同じ会社の別部署にこっそり付き合っている彼女がいた。噂は彼女の耳にも届き、「二股してる?」と詰め寄られることに……。

「でも、本当にあのやりとりしかしていないので。あれだけで『アプローチされた』っていう解釈に至る方がレアじゃないですか? だから彼女も『絶対に何か口説き文句言ってるでしょ?』と引かなくて。なんだかよくわからないところで大喧嘩してしまい、疲れましたね」

 結局、バレンタインにはいかにも“本命チョコ”をもらったものの、「超豪華な“義理チョコ”ありがとう!」と言ってスルーすることで事態を収拾したのだとか。

◆職場で問題になり、降格の危機に…

 さらに深刻なケースも。西東京在住の笹川喬さん(36歳・仮名)だ。彼も同様に職場で「チョコくれー!」という言葉を発した。その結果、降格の危機に直面したという。

「たしかに、20代後半の後輩に『チョコくれよー』ということは言ったんです。実際、小さい子どもがいる我が家は、バレンタインもクリスマスも僕の存在はスルーですから(苦笑)。ただ、本当に冗談のつもりだったんです」

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