【レスリング】3月に右肘脱臼の藤波朱理「順調に回復。前向きに捉える」パリ五輪開幕へ思い新た

＜パリ2024オリンピック・パラリンピック競技会TEAM　JAPANオフィシャルスポーツウェア発表記者会見＞取材に応じるレスリング・藤波（撮影・村上　大輔）

　レスリング女子53キロ級でパリ五輪代表の藤波朱理（日体大）が17日、東京都内で行われた「パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会　TEAM　JAPANオフィシャルスポーツウエア発表記者会見」に出席。3月の練習中に受傷した右肘脱臼後の状況について、「順調に回復した」と語った。

　中学時代からの公式戦133連勝中の藤波は、3月の受傷後すぐに手術を受け、現在はリハビリ中。当初は出場予定だった今月のアジア選手権（キルギス・ビシケク）は欠場した。5月にもマット練習を再開する見通しで、「前向きに捉え、金メダルを獲るための試練だと思って、しっかり乗り越えてあと100日、しっかり準備していきたい」と話した。

　発表記者会見では目に鮮やかな「サンライズレッド」のスポーツウエアを着用して登壇。「初めて着て、凄く気が引き締まった」と話した。