1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

新潟・谷口 公式戦2戦連発 中2日&アウェーの逆境はね返し6戦ぶり勝利導く

スポニチアネックス / 2024年4月21日 4時31分

先制点を決め、喜ぶ谷口

 J1新潟は、アウェーで京都に1―0で競り勝ち、6試合ぶりの勝利を挙げた。スコアレスドローで折り返した後半14分にFW谷口海斗(28)が公式戦2戦連続ゴールとなる先制点を挙げると、終盤は攻め込まれたが粘り強く守り、逃げ切った。勝ち点12で順位は暫定11位。次節は27日、ホームでFC東京と対戦する。

 ルヴァン杯いわき戦から中2日でのアウェーという難しい試合を総力で勝ちきった。勝利の立役者のFW谷口は「チーム全員で攻撃も守備もできた。連戦でなかなか厳しいところもあった中で、体を張りながらやれた」と勝因を口にした。

 京都戦に向けた2日間は、コンディション調整だけに集中。相手の対策は京都入り後の19日夕に行ったミーティングのみだった。

 それでも選手たちはしっかりと対応した。相手の積極的なプレスに対し、大きなサイドチェンジやロングパスでペースを握った。前半にはオフサイドになったものの、MF松田が最終ライン裏に抜け出す決定機もあった。

 その攻撃が実を結んだのが後半14分。DF舞行龍のロングパスで右サイドを抜け出したDF藤原がクロス。松田のシュートはブロックされたが、MF高木がこぼれ球をつなぎ、谷口が難しい体勢から「自分の得意なところにボールを置けたのが大きい」と右足を振り抜いた。

 リーグ戦6試合ぶりの先制点を挙げた後は粘り強い守備が光った。終盤は相手の高さを生かした攻撃に主導権を渡しながらも無失点。守備面は、劣勢でもチーム一丸で守り抜いたいわき戦がいい契機になっていて、藤原は「いわき戦からの勢いを出せた試合」と胸を張る。

 相手の対策に苦しみ、内容は悪くなくても勝利から遠ざかっていた。この日は新潟らしいショートパスで守備を崩す場面は少なかった。しかし早川は「奇麗に自分たちのサッカーができたわけではないが、対策の逆をどう突くか。それは凄くできていた」と手応えを語る。勝ち点3とともに浮上のきっかけもつかみ、さらに上を目指していく(西巻 賢介)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください